ベッキーと川谷絵音について(ロックスター不在)

ずーっと昔にTwitterでこんなようなことをつぶやいた。

「ロックスターというのは面白くないといけない。
ジョン・レノンミック・ジャガー、ただ音楽をやっているだけではなくメディアに姿を現せば発言でくすりと笑わせてくれる。
変に気取るのではなくロックスターというキャラクターに没入する。
現代日本にそんな人はいないかと考えたらそれはDAIGOだった」


細かいニュアンスは違うがだいたいこんなようなこと。

もちろんジョーク混じりではあるけど、日本はロックスターというのが(もう)生まれにくい国なんだろうなと思う。

ベッキーゲスの極み乙女。川谷の不倫がメディアを賑わせている。
ぼくの心にある夢のロンドンのステージではこう。

ミック・ジャガー「昨日は遅くまで女とよろしくやってたから……フラフラだぜ。ひとり、ふたり、えーと……何人いたっけ?」
観衆「キャー(パンツ投げる)!あたしも!今夜ホテルに誘ってー!」

倫理的にどうとか、そういうことは一旦置いといて。
これがロックスターだ。
バンドマンの9割はモテたくて楽器や歌を始める。
おもしろいやつ。かっこいいやつ。スポーツの得意なやつ。が持て囃される学生時代。
あいつらがやってないことで目立たねば!俺はホームランは打てないが、ギターなら買える!

まあそんなもんだ。本当に。

夢のロンドンのようには日本ではいかないらしい。

ベッキー川谷、不倫しちゃってすいませんでした。
みたいなムード。
これもうどう転んでもいい方向にいかない。

すいませんでしたと言えば「やったのを認めたんだ。最低」
だんまりを決め込めば「何とか言えよ。最低」
やってませんと言えば「嘘つきが。最低」

アウツっ……!
どうしたら満足すんのよみんな。

正直ニュース見てても感情移入できなくて(このふたりに別に興味がないから)、もうほっときゃいいのにって思う。
陣内智則なんかはカムバックのしかたが上手かった。まわりがギャグにしてくれるから

誰か「陣内さん結婚おめでとうございます」
陣内「離婚したんや!」
誰か「え、その話詳しくお願いします」
陣内「言わんでもめちゃくちゃ知ってるやろ!」

ってやってるうちになんとなく「まあいいか」のムードに。

ゲスの極み乙女。ってバンドがそもそも嫌いだからってのもあるけど、今、川谷ってめっちゃ格好悪いじゃん?
ジョークにギャグにすれば済むって問題でもないけどユーモアの欠片もないじゃん(ついでに曲も顔もキモいじゃん)?

ベッキーですか。ああ……いましたねあのハーフでしたっけ。今、広瀬すずとラインしてるんで、その話はあとで」

とかさ。いや知らんけども。言ったらすべるかもしらんけども。

もうなんか悪いことしたら帰って来らんないよね日本の芸能界って。

ドラッグ更正施設から出てきたキース・リチャーズ「これでまたキメられるな!」

こういうユーモアはないのかな。

で、どんなに悪人だったとしても作った作品は変わらないわけでしょ。
ファンやめますみたいなのもそれはそれでキモい。

ビートルズが乱交パーティーしててもぼくはファンだ。

やめちまうようなファンは結局ミュージシャンのそいつを見てたんじゃなく、タレントのそいつを見てただけ。

こんなんでロックスターなんか生まれる訳ない。
いたとしたら、場末のライブハウスに数十年単位で通ってるようなおっさんとかだよ。

悪いことすりゃヒーロー!
ってことじゃないけど、そこらへんのニュアンス伝わってなかったら、まあいいやそれは。

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