(今から始めるとしたら)ぼくが選ぶクロスバイクについて2016
数あるスポーツバイクから初めの一台を選ぶ基準は何だろう?
エントリーモデルと言っても数多の選択肢がある。
・価格
・デザイン
・パーツ構成
・ジオメトリ
etc...
「ジオメトリとか言われてもわかんねえよ!」
「ググればググるほど、どれにすればいいかわかんなくなるわ!」
オーケーオーケー。
ぼくなら、こいつらのどれかにするぜ。多分な。
GIANT ESCAPE R3
税抜き55000円
だいたい誰に訊いてもとりあえず勧めてくるだろう、超ベストセラーモデル。
ここに注目
・同価格帯で最軽量クラス。10.2キロ。
とりあえず、軽くて悪いことなし。軽いほど速いと言っても過言ではない。
・ネットでもカスタム情報などが豊富で、買ったあとわからないことも調べやすい。
メーカーによってはあまり情報があまりなく、さらにパーツのサイズなども取り扱いが少ないものだったりして、買ったあとに困ることも。
普及モデルはこういう点安心。
マイナスポイントは、2015モデルから2016モデルで値上がりした割にはスペックやパーツは全然変わっていない点。
なので2015モデルがセールにかかっていたりしたらそっちを狙うのがオススメ。
ちなみにかなりの確率で被る。
GIOS MISTRAL
税抜き54000円
エスケープR3と並んでコスパ界の雄。ジオスブルーと呼ばれる鮮やかな青が素敵。
ここに注目
・シマノ製ホイールを標準装備。
低価格帯のクロスバイクでは、ホイールはコストダウン化がまず図られる箇所。
同時に走りにモロに影響するところなので、安心のシマノ製を履いているのはこの価格帯ではかなり貴重。
・小さいサイズまでのラインナップ。
エスケープR3の最小サイズが430mmなのに対し400mmから展開。
何のことだよ、って方は要するに小柄な人にもやさしいと思ってください。
マイナスポイントは、ホイールに値段のウェイトを割いている分、シートポストやハンドル等がチープ。
交換を前提にするならばいいかもしれない。
個人的には2016モデルに限って言えばエスケープR3よりもいいと思う。重量は11キロ。
自転車にハマればハマるほどスピードを求めたくなり、そこでまずホイールってのは気になるポイントだからだ。
FUJI PALETTE
税抜き68000円
日本生まれアメリカ育ち、由緒正しきスピードバイクの雄。
ここに注目
・デフォルトのカラーがイカれてる。
完成車からいろいろカスタムするのも楽しみなのだが、これはいきなりカスタム済のようなルックス。
カラバリもあり大人しめなモデルもある。
・9.8キロの軽量。
今回紹介する中で最も軽い。
軽い上にステム(フロントフォークとハンドルをつないでいる部分)が低い角度でついているため、かなりスポーティーな雰囲気がある。
他のと比べて、ハンドル位置が低いでしょ?
マイナスポイントは、見た目先行でコストダウンされている箇所がある点。
ブレーキやBBがノーブランド品。
パーツ構成から考えるとやや割高な印象がある。
でもクロスとしてはかなり軽量だしポジションもピスト(フジはピストも作っている)っぽくて格好いいし、ちょっと変化球なチョイスだけど面白いと思う。
まとめ
7万円までで選んでみた。
ていうかクロスバイクなんて10万近く出して買うものじゃない気がする。
安いからいいのよ。
「さあ新しい自転車を買いなさい」と言われたらぼくはこの中から悩む。
でもスポーツバイクに乗ったことのない人からしたら、トップチューブがどうとか、ステムの角度がどうとか、
そんなことわかんねえよ。っていうのも、すごく理解できる。
後悔しない自転車選びをするとしたら、最後には予算と見た目でオーケー。
気に入らない箇所が後から出てきたら、ほとんどあとから交換できるからだ。見た目大事。
ただ、3万円くらいの予算で買おうとしている人がたまにいるが、それはやめておいたほうがいい。
その辺のはクロスの見た目をしたママチャリ(通称ルック車)。
最も安いチョイスがジャイアントのエスケープR3、もしくはジオスのミストラルだと思う。
もしこれからクロスバイクデビューしようと思っている方がいたら
空気入れとかライトとかスタンドとかもろもろで+1万円はかかるから、気をつけてくれ。