そういうの全然興味なかったんだけれど、ひょんなことからダウンロードしてみたら結構面白い。
「そういうの全然興味なかった」ぼくから見たSpotifyを紹介してみたいと思う。
Spotifyとは?
読み方はスポティファイ。
スマートフォン、PCそれぞれからアプリ経由でアクセスできる。
Spotifyとは、Spotify ABがヨーロッパを中心にサービスを提供している音楽のストリーミング配信サービスである。
Spotifyはいわゆる4大レーベルといわれるSony、Warner、Universal、EMIとそれぞれサービス提供契約を結んでいる点を大きな特徴としている。数曲おきに広告が挿入されるが無料で視聴できる提供形態と、有償のサブスクリプションサービス2通りの提供形態がある。
アーティストに印税が発生する
デジタル配信や動画サイトでの音楽視聴に後ろ向きな人というのはいる。
というか、ぼくは少なくともそうだった。
その理由として、モノとしての形を持っていない寂しさや、対価を支払わない心苦しさみたいなものがある。
その他のストリーミング配信サービスを使ったことがないからどういう形態なのかはわからないが、少なくともSpotifyは無料版を使用していても広告収入からアーティストへの印税が発生するそうだ。
洋楽、邦楽ともに充実している
この手の海外発サービスは得てして邦楽に弱かったりするが、先述のSony、Warner、Universal、EMIのアーティストは国内であっても網羅されていると思っていい。
まあ4000万曲を片っ端から確認したわけではないから確実とは言えないが、少なくともぼくが聴きたいと思うミュージシャンの楽曲を見つけられなかったというのは、今のところほとんどない。
ただ、傾向としてはやはり洋楽のほうが多いので、邦楽しか聴かないユーザーからは若干のマイナスポイントを挙げられているレビューも散見される。
Spotifyをダウンロードした理由
ぼくは、PCにiTunesを入れてはいるものの、音楽プレイヤーとしてはほとんど使用していない。
スマートフォンに音楽ファイルを入れてもないし、iPodなどを持ってもいない。
要するに、外出時、屋外で音楽を再生するという習慣がないのである。
まあこれは自転車という趣味のせいもあるかな。
自転車でイヤホンを使用している状況というのは生命の危機にさらされているからな。
そんなぼくが、なぜSpotifyをダウンロードしたか?
DJ KiM(@kimfearsatan)セレクトのSpotifyプレイリスト"Vandalism"が今週も更新。1月27日はCircus Osakaに集合で。
— NAHAVAND (@NAHAVAND_TOR) 2018年1月10日
イベント詳細▶︎ https://t.co/DwPYBjs6Xp https://t.co/rkpU6KNdgW
ぼくがフォローしているバンドが開催するイベントに関連して、DJがSpotifyでプレイリストを公開していたからである。
まあ理由はその程度。
Spotify無料版を使ってみる
Spotifyは再生している時歌詞も表示することができる。
同期しているものとしていないものがあるが、カラオケのように現在の箇所をフォローしていってくれたりもする。
自分のプレイリストを作る
これがメインの使い方になると思う。
Searchから任意のアーティストや曲名を検索し
プレイリストに入れたい曲を見つけたら
自分のプレイリストに追加する。
あとはシャッフルプレイボタンを押せば再生が始まる。
人のプレイリストをフォローする
ぼくのプレイリストの中では〇〇さんがオーナーというところが自分以外の人が作ったプレイリスト。
このように、人が作ったプレイリストをフォローしておけば、その人がおすすめの音楽がいつでも聴けるし、そのリストが更新されたら即時反映されるのだ。
ここが一番このアプリの面白いと思ったところかな。
プレイリストやジャンルからの検索も可能なので、似たジャンルを集めたプレイリストを見つけて聴いたことのない、これから好きになるであろう曲と出会うことができる。
注意点
シャッフル再生しかできない
おそらく先述の「シャッフルプレイ」で引っかかった方もいらっしゃると思う。
無料版だと、シャッフル再生しかできないのである。
だからプレイリストを作っても頭から順番に再生されることはない。
また、これはもしかしたらバグに近いような仕様なのかもしれないが、プレイリストの全曲を再生し終えるとリピートはせず、近いジャンルのおすすめ曲をリスト外から勝手に再生し始める。
シャッフルをさせないよう、聴きたい一曲だけを入れたリストを作ってそれをシャッフルプレイさせてみたところ、なんとド頭から違うのが流れ始めた。ここはよくわからない。
リストに曲が少なすぎると、おすすめ曲を勝手に混ぜてしまうのか? 具体的にはJUDY AND MARYを再生しようとしたら藤井隆のナンダカンダが始まった。ナンデナンダ。
スキップ回数の制限
好きな曲までスキップ……といきたいところだが、スキップする回数にも制限がある。
一気にやろうとすると6,7回くらいかな?
ただ時間がたつとまた何回かスキップできるようになっている。
そもそも自分が聴きたいものを集めたプレイリストを再生しているから、スキップできなくても別にそんなに不満はないけれど、若干不便ではある。
最高音質が選べない
通信の強度によって自動選択、標準、高音質、最高音質と選べるのだが、最高音質はプレミアム会員のみのサービスとなっている。
標準は曲によってはかなり解像度の低さを感じるが、高音質が選択できるのならばあまり不満は感じない。
まとめ
無料で、アーティストにギャラが発生し、世界中の音楽にアクセスでき、人にシェアできる。
これってすごいことだと思う。
CDやレコードといったモノが売れなくなっている現在、こういうモデルケースが存在するというのは明るく感じられる。
まあ、気に入ったものはやっぱり、モノとして買いたい気持ちはあるんだけどね。
プレイリストを公開しているのでチェックしてみて。