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ALPHA MA-1について

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正確な時期はわからないが、MA-1ジャケットが流行し始め、もはや定番になっている気がする。
定番になっているというのもおかしな話で、そもそも定番だったんだけど。

アメカジオヤジから若者レベルまで敷居が下がった、という感じかな。

こういうのはいい流行だと思う。
みんなして黒いダメージはいったスキニージーンズ穿いてるのは、変な流行。

ALPHAについて

溯ること1959年。テネシー州、ノックスビル。当時の米国防省は、軍用ジャケットの見直しをアルファ社に依頼してきました。 その時代、軍の使用における技術的な向上と実生活レベルのデザインの改良が必要とされたためです。 より質の良い素材が開発、検査される度に、アルファ社はより高いデザイン性、品質性、信頼性のあるジャケットを作ってきました。 その仕上がりは、気象条件と耐久性に打ち勝つ、より暖かく快適にデザインされた製品として高い評価を得ています。

今日、アルファインダストリーズは、世界中にその製品を製造し販売してきただけではなく、米国軍の優良な供給者として、さらには常に最先端なアイテムをデザインする先駆者としてのスタンダードを確立しています。
本格的なミリタリー仕様からタウンユースまで、アルファはクオリティとファッション性、革新的なクリエイティビティと製作知識において前線に立っているのです。 紛れも無い事実として、アルファは試され、検証され、証明されているということ。 次は、あなたがアルファを試してみて下さい。


アルファの歴史|ALPHA OFFICIAL WEB - ミリタリーブランド アルファ

なんにせよ小難しい話はおいておいて、ミルスペックを重要視したブランドだということ。

特に軍用ジャケットの名残があるのはこれだ。
MA-1だと左腕のシガーポケットに取り付けられて販売されている。
アルファのリボン
直訳して「離陸の前に取り外せ」。

これはミサイルなど爆撃装置の載った飛行機の安全装置についていたもののパロディで、その安全を確認したら外す、というものだった。
つけたまま着るか外して着るかはあなた次第。

ぼくはつけたままだと邪魔だしダサいと感じる側の人間。

さて日本で展開されているアルファは、エドウィンが商標を持ってライセンス契約販売のような形をとっている。
こういう点にがっかりする方もいるだろう。
前に書いた、ABC-MARTのVANSみたいなものだ。

ぼくのMA-1は日本企画のもの。

もちろん並行輸入店とかアメ横のショップなんかを覗けば、アメリカ企画のアルファのジャケットも手に入る。

実物を見つつ、その選択の是非を考えてみる。

日本企画MA-1のディテール

アルファのMA-1
日本企画のMA-1には、JAPAN SPECというタグがついている。
アルファ MA-1のタグ
よくある、欧米人向けのサイジングを日本人向けに見直しました、というやつだ。
これがついているのが特別なわけではなくて、ぼくの知る限り日本企画のものは全てJAPAN SPECを謳っている。

裏地

アルファのMA-1の裏地
MA-1の裏地はなぜオレンジなのか。
それは、ミリタリーの現場で、SOSを発信する際に裏返してきたのがルーツだ。
飛行機が不時着した際、目立つ色を着てれば捜索が容易になる

というわけでリバーシブル。明るさを落としてみる……
アルファ MA-1リバーシブル
落としてみるまでもなく目立つ。

ただタウンユースにはこの状態で着ることはほぼ確実にないし、必要のないディテールではある。
しかしぼくは、その必要のないディテールが残っているという点に美意識を感じている

セレクトショップ別注モデル等裏地をシックなものにしたのだって、今のご時世いくらでもある。
でも、ぼくは昔ながらの姿のMA-1がよかったのである。

リバーシブルなのでどちら側にも引き手のついたジッパー。
アルファ ma-1のジッパー

シガーポケット

その名のとおりたばこを入れておくスペースが左腕についている。
そしてペン差しも。
アルファ ma-1 シガーポケット

ぼくが感心したのは、このペン差し部分だ。
先端がちょっと何か膨らんでいるのがお分かりいただけるだろうか。

アルファ ma-1 シガーポケット
このように、ペン先が生地を傷めないように黒いキャップが内蔵されているのである。取り出した図。
実際ここにペンを差すか否かは別なのだ。リバーシブルと同様。

ただそういうケースをしっかり想定されているというのがすばらしい。

ぼくはたばこも入れてないしペンも差してない。

生地感

アルファma-1の生地
さすがはミリタリー由来と言うべきか、かなりがっしりした高密度の生地である。
スケートしているときに着ていて、背中からアスファルトに落ちたこともたびたびあるが無傷だった。

好みは変わるし、安易にこのレトリックを使いたくはないのだが、単純に寿命の話で言えば「一生もの」になりえる頑丈さだと思う。

毎日使用するものだと寿命は一気に縮むけど、これは冬場にしか着ないものだしね。

日本企画MA-1について思うこと

日本企画といったところで、果たしてタイトサイジングかといわれると全然そんなことはない。
179cm61kgのぼくがMサイズで、ジャストという感じ。
アルファ ma-1のサイジング
MA-1以外部屋着なのは目をつむってもらうとして。

もっと身幅絞ってもいいかなとか思うけど、リブがきつめな分ジッパーを閉じたらたくし上がってきて気持ち悪かったりするんだろうな。
などと感じるので、これくらいのサイジングでいいのかもしれない。
これが日本企画のサイジングだ。

次がUSAサイジング。
アルファ デッドストック ma-1
腕が太く、着丈が短い。肩はドロップ気味。これはたくし上がってくるやつ。
かといってこれ以上サイズを上げたらもう熊みたいになる。なってるか既に?

フライトジャケットだから、座って着ていたわけで、その際にはこれでいいだろう。
ただそれをタウンユースに落とし込むには、ちょっと着丈は短すぎるし、日本人にはゴツすぎる。

格好良さ、ディテールの残し具合、そういったものを加味していった結果、ぼくには日本企画のMA-1が一番ベストだと感じた。
だいたいね、裏地をオレンジから黒に変えたくらいで、値段を跳ね上げるセレクトショップなんか嫌いなんだよ。

で、肝心の防寒性だけれど、もうものすっごい暖かい
10度以上あったらTシャツの上にこれ着て自転車こいだらもう暑いくらい。
氷点下いかない限りこれでオーケー。

まとめ

ミルスペックを求めてMA-1を選ぶのが正解だとも思わないし、もっと気軽なもの選びもあるだろう。

でもやっぱり、昔から生き残り続けているものには理由がある

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