ジーンズという最悪について

anti jeans jeans club

音楽もファッションも、2000年代あたりを境に、割と停滞している。

停滞っていうか、大きな波はないっていうか。
小さな揺れ動きはあっても、根本からの変革はないっていうか。

小さな波が誰かを打つ頃に、新しい波へパドリングし始める奴もいる。

バックボーンと流行

ナイキのジャージパンツ
アスレジャーなる言葉がある。
要はスポーツテイストを普段着にミックスしようっていうファッションで、方向としてはミニマル。
ジムの行き帰りのような格好が市民権を得たって感じかな。

言葉が先か、ファンクションが先か。

スポーツと無縁の人間もスポーツテイストを混ぜ始めるわけで、まあ、一時期の大学生マウンテンパーカ着すぎ問題みたいなところがある。
なぜ登るのか? そこに山があるからさ。
なぜ着るのか? そこにキャンパスがあるからさ。

そんなことはどうでもいいが、実際自転車乗りやスケーターにとって、自身を拘束するような服よりどう考えてもスポーツのための服の方が優れている
それが街着として認められるのはもうめちゃくちゃ楽なのだ。いろんな意味で。

楽な格好

サチモスのヨンス
ファレル・ウィリアムスか、サチモスか、もっと遡ればジェイ・ケイか?
ジャージをクールに着るという文脈。

元々はどちらかと言えばヒップホップ寄りの流れだが、アスレジャーという雰囲気のおかげで、音楽もスポーツも何もバックボーンがなくてもそんな格好が世に蔓延する
「俺はそんな連中とは一味違う」
とか、別に思わない。

ただ、繰り返すが、ジャージで出歩いてもそれがファッションだと思われるのは楽だ。ありがたい。
疲れないし動きやすいからな。

ダッドシューズが流行って、服に興味を失ったおっさん達も「あえてのチョイス」なんて顔をするんだろうか?

ジーンズ先輩の場合

リーバイス501XX
対してジーンズ。
ジャージ先輩は偉ぶらないが、ジーンズ先輩はかなりの確率で偉ぶる老害である。

「お前の洗い方は邪道」
「というか洗うとか邪道」
「というか501以外全部邪道」

ってな具合である。バックボーンがやかましい。

アディダスのジャージ以外邪道」

とか言うジャージ先輩はいない。
いや、いるかもしれないが、そいつは多分ジャージ先輩ではなくただのRUN DMCオタクである。

ジーンズ先輩は頭が固い
別にもっと自由でいいのに、選択肢を少なくして、それが正しいことかのように吹聴する。

ジーンズは洗うな。
洗うとしても1年後。
セルビッジじゃないものはゴミ。
ストレッチ入りはゴミ。

などなど。

最終的には、各々が満足するジーンズの道が正解なわけ。
目指している色落ちも違うし、これ以外は全部間違っている、なんて面白くない。

勝手にしてくれ。

ジーンズ道とは

いばらの道
最悪の茨道である。
ジーンズ先輩どもの横槍に惑わされ、不潔な洗わない状態をもてはやし、あげく破けても味だとか言って買い替えない。

ファッションの対極にあると言ってさしつかえない。
最悪だ。2度目。

そんな最悪を選択する奴、嫌いじゃない。

まとめ

この頃はジャージパンツで出歩くことが多い。
501CTをまだリペアしていないから。
楽だから。
すぐ乾くから。

でもやっぱジーンズ穿きたくなるな。うん。

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