A.P.C. PETIT NEW STANDARD 1年1ヶ月(と少し)経過

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昨年4月27日から、毎月27日には「○ヶ月経過」とブログを更新してきた(はず)なのに!
先月分は、洗濯のエントリとかぶって書き忘れた。

洗濯のタイミングと1年1ヶ月のタイミングがほぼほぼ被っていたということは、要するに洗濯のエントリと比べて変化が加速したなんてことはなく、ここまで穿き続けると取り立てて言うこともない。
それでも、忘れてたのになお、書く。記録。

ちなみにサムネイルの画像はプチスタンダードを5回洗濯した後のもので、プチニュースタンダードではない。
ジーンズ 洗濯 で検索したらぼくが昔に穿いていたプチスタンダードが引っかかったのでなんとなく使ってみた。

前回のプチニューの洗濯のエントリはこちら

前回触れなかった細部

携帯の画質は悪いし、濃紺時代からヒゲが見えてくる時期と違って、1年も穿いていると写真で短期間の変化を伝えることは難しい

今回は自分であまり意識していなかったが、気づいたら結構いい具合になっていた部分をフィーチャーしてみる。

いや、意識していなかったがゆえに、以前にもこんなことを既に書いたのかもしれないが、1年もやっているとそこらへんも曖昧である。
みなさんもぼんやりと読んでください。

ハチノス

A.P.C. プチニュースタンダードのハチノス
綺麗なハニカム形状ではないが、なんやかんやでいい具合に入ったかな。

あまりにもバキバキすぎると洗っていない不潔さが漂い、あまりにも表情がないとジーンズとして寂しい。
そこらへんのバランスをうまく取れたハチノスになったと自負している。

A.P.C. プチニュースタンダードの裾
色は濃いまま残りながら、シングルステッチのぼこぼこは結構出てきた。
ぼくはチェーンステッチとかユニオンスペシャルだとか、ああいうヴィンテージ志向は全然ない。粗野な色落ちよりも多少のしとやかさを持っているようなほうがおフランスのブランドらしいと感じるので、シングルステッチのさりげない感じは気に入っている。

チェーン、シングル、どちらがいいということはなく、ジーンズ自体の雰囲気や自分の好みで選んだらいいと思う。

洗って縮んで裾は2回折ったらリゾルト丈、折らずにクッションさせるかせいぜい1回折る程度。
でもほぼ折らずに穿いていたからそういった形跡もほとんどつかなかった。

余談

ジャパンブルージーンズやエターナルやダルチザンといったジーンズを扱うお店に行ったときに、店員さんと話した。

ぼく「今まで、レプリカ系、アメカジ系のジーンズって手を出してこなかったんですけど。何度も繰り返して買ってるジーンズってありますか」
店員「わたしはいつもエターナルの同じモデルを買っています」
ぼく「今穿いているのも? これ、洗濯の頻度とかどれくらいですか。買って結構経ちますか」
店員「月に1回は洗いますねえ」
ぼく「え、買ってからしばらくは我慢しますよね」
店員「いえ、別にしないです。もう洗いたかったら洗いますし、我慢しません」
ぼく(『たかがじーぱんや』のリアルバージョンだ)「でも、ジーンズは好きなんですよね」
店員「なんだろう……(しばらく考える)作業着に近いですね。格好いい作業着っていうか適当にしててもいい風合いになってくれるから」

ぼくはいい色落ちにするために例えばあぐらで長時間過ごして無理やり皺を定着させるとか、そういった方法は邪道、はっきり言ってダサいと思っている。
普通に過ごして着用者の生活が反映されていくのが(世間一般でいう格好いい色落ちと違うとしても)面白いところだから。
加工ジーンズではありえないような箇所が擦り切れていたりすると、「これはどういう歴史をたどったのか」と興味がわいたりね。

店員さんの話は、「普通に過ごす」の極致だった。
どうしてもおろしたての状態では気を遣って穿いてしまう自分がいる。

何も考えないでいつものジーンズを穿く、っていう状態がやっぱり、ぼくはクールだと思う。

まとめ

ヌーディージーンズのグリムティムと並行して穿いている最近なのだけれど、A.P.C.のリジッドの質感も懐かしく思える今日この頃。
最後におろしたばかりの頃のプチニューと、今のプチニューの比較画像で締め。
プチニュースタンダードの経年変化

プチニュースタンダード穿き込みのまとめエントリはこちら