ASICSTIGER GEL-LYTE IIIについて

アシックスタイガーの箱

adidas、って大体全部小文字じゃん。
NIKEって、大体全部大文字じゃん。

アシックスタイガーの英語表記って公式ですらまちまちなんだよね。

ASICSTIGERってひと続きに書いたら読みづらいだろうか?

ASICSTIGERについて

アシックスタイガーのシューズボックス
オニツカタイガーのタイガーアリーでも少し書いたのだが

アシックス→スポーツ
オニツカタイガー→カジュアル
アシックスタイガー→ストリート

だいたいこんな感じ。

流れを要約すると

鬼塚商会がスポーツ用の靴を販売
→力強さを表すため虎の印を使うものの、商標を先に取得されていたため『オニツカタイガー』の印を靴に入れた
→何度かの合併を経てアシックス社に社名が変わる
→かつての復刻ラインとしてオニツカタイガーが人気を博す
→第3のラインとしてアシックスタイガーが生まれる

だそうだ。

GEL-LYTE IIIの概要

asicstiger gel-lyte3のアッパー

外観

カラーは、black×blue surf。
アシックスタイガーのゲルライト3 メッシュパック

アシックスタイガーのゲルライト3 メッシュパック

アシックスタイガーのゲルライト3 mesh pack

asics tigerのゲルライト3のかかと


メッシュ生地とスウェードを基調にしたアッパー。
アシックスタイガーのゲルライト3のアップ


NIKE×atmosのTシャツを紹介した時にも出てきたが、

また青と緑のあいだのような色である。

淡い青緑。
ティファニーブルーの彩度を落とした感じ。

手に取った際にまず感じたのは、とても真面目に作られたプロダクトであるということ。その感想はオニツカタイガーも同様だった。

いち消費者として、その製品がどのような経緯を経て価格が決まるのかは憶測するしかないのだけれど、しかし他社の同価格帯のスニーカーより「一生懸命作られた」ような印象がある。
もちろんスニーカーの価値はデザインであり履き心地でありファブリックであり稀少性でありそしてそれら全てであり、一概に価格がどうのこうの言うのは難しいしナンセンスだ。

しかし、とにかく、ぼくにとって初めてのアシックスタイガーであるこのゲルライト3を手に取り、なんだか日本人の気概みたいなものを感じたのは誇張なしの話。

スプリットタンについて

ゲルライト3のスプリットタン
特徴的なのはゲルライト3の代名詞でもあるスプリットタン

履き口とタンが一体化し、さらに真ん中から分かれた構造になっている。

これについて、スニーカーショップKITHのロニー・フィーグ氏がこんなことを言っている。

「8歳のときに、母がGEL-LYTE IIIを買ってくれたのです。当時、そのような(スプリットタンの構造をもつ)シューズは見たことがなかったので、最初は正直、ピンときませんでした。でも、履いているうちにだんだん好きになり、結局、中敷に穴が開くまで履きました。」


Ronnie Fieg (KITH) | ASICSTIGER Japanより

これについて、ぼくもかなり似たような第一印象を持った。
タンが真ん中から裂けているのは、なんだか変ではないか。

しかし段々と好きになる。癖になる。
これはスニーカーとしての創意工夫に敬意を感じるからかもしれない。

これが履き心地にもずいぶん影響していて、着脱は楽だがフィットし、それなのに圧迫感はない、といういいとこ取りになっている。
いやそんなことある? と思われるかもしれないが、これは多分実際に履いてみないと分からないだろう。

サイズ感

いろんなオンラインショップが「いつものスニーカーより小さめがおすすめ」とか言ってるけど、いつものスニーカーってどれだよ?
という話をたびたびしている。

が、このゲルライト3は確かに小さめと言ってもいいかもしれない。

オニツカタイガーのタイガーアリーもこのゲルライト3も29cmを購入している。
タイガーアリーは28.5cmでも革の馴染みなどを考えれば多少キツめだが履けなくはないかなという感じ。
ゲルライト3はこれよりサイズを下げたら履けないと思う。

基本的にはオニツカタイガーと同サイズでもいいと思うが、心配な人は0.5cmアップしてもいいかも。

サイズ感で他のものとの比較が気になる場合は上記の「いつものスニーカー~」エントリに色々書いてあるので読んでみてほしい。

タイガーアリーと並べてみる。
上がタイガーアリー、下がゲルライト3。ゲルライト3のラストが全体的に細く作られているのが分かる。
アシックスタイガーのゲルライト3とオニツカタイガーのタイガーアリーの比較

歩いてみての感想

アシックスタイガーのGELタグ
アッパーは、先述の通りスプリットタンにより快適なフィット。

タイガーアリー同様、そしてその名に冠している通り、ゲルをミッドソールに搭載している。

アルファゲル搭載シューズの誕生は1986年。

「『ゲル』については、今後もアシックスのシューズにとって、無くてはならない存在であり続けると思います。その感覚は、30年前のローンチのときから変わっていません。」


Shigeyuki Mitsui | ASICSTIGER Japanより

アシックスのデザインを手がける三ツ井滋之氏の談。

さてそのソールの履き心地はと言うと。
タイガーアリーよりは若干硬めの印象を受ける。

閑話休題
スニーカーのソールのクッション性は柔らかければいいとか硬ければいいとかそういうものではなく、ある程度より先は好みの問題になってくるとぼくは考えている。
adidasのスタンスミスやSBラインでないNIKEのブレザーなどレトロなコートシューズはクッション性はほとんどないが、硬い中にクッション性を持ったシューズも存在する。NIKEのエアフォース1やAJ1などがそれにあたり、バッシュ系に多い。
逆にふわふわ路線のクッション性でいくと真っ先に思い当たるのがエアハラチだ。

話を戻そう。

ゲルライト3はどちらかというと硬質だが、もともとのベースであるランニングシューズらしさもある。
踏み込んだら押し返してくる感じというのかな。
タイガーアリーが踏み込んだら受け止めるようないたわりの静だとするなら、より元気な動の印象がある。

繰り返しになるがこの辺は好みの問題だからどれが優れているという話ではない。
ただ、ゲルライト3が確固たる意志の元に作り続けられているプロダクトであるのは、履いたら納得できるとは思う。

余談

以前から意識のどこかにあったアシックスタイガーを今回初めて買ったきっかけは、めちゃくちゃ安くなっていたから。
「悩む理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめろ」
みたいな言葉があるが、ぼくはこのゲルライト3もプロパーで買ったその他のスニーカー同様とても気に入っている。

注目度の面ではどうしてもadidasNIKEの方が上で、人気が集中するモデルがアシックスタイガーでは限られる。
が、そのおかげで、結構大胆にセールにかかっていたりする。

ぼくは6割引くらい(!)の値段で買うことができた。

まとめ

ジャパンブランドばんざい!

シューレースをロープレースに変更しようと思っている。
真っ黒か、グレー×白か、その辺。

その際はまた追記する。
追記した。

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