Levi's 501CT (CONE DENIM) の穿き方について
シルエットがいい、の中にも大きく分けてふたつ種類があると考えている。
服自体のラインが綺麗なもの。
着ている人のスタイルを綺麗に見せるもの。
要するにシルエットのいい服とは
いずれにせよ、シルエットがいい服というのは、サイズアップやサイズダウンで根幹が崩れない。
当然人それぞれにベストのサイズがあるが、もう少しルーズに着たい、もう少しタイトに着たい、その加減に対応するのがシルエットのいい服だと思う。
逆に、あまりシルエットがよくない服でも、自分に合う服というのはある。
高級で洗練されたものだけでなく、安価なものからでも合うものを見つけられる審美眼。
それを持った人の格好は、値段に関係なくまとまっている。
前置きが長くなった。
いつも通りだ。万事快調。
シルエットのいいジーンズの振り幅
着崩す=カジュアルダウンであってるかな?
だとするとドレスアップに対応する日本語はなんだろう。着飾る?ちょっと大仰だ。
ジーンズは穿き方がたくさん選べる。着崩す、着飾る……着飾るは文脈として変だな。
腰で穿いてカジュアルダウン、ジャストで穿いてドレスアップ……ドレスアップも何か違うような気がするけれど……言いたいことは伝わるだろうか。
振り幅があるよ、ってこと。
ジーンズ自体のシルエットがいいと、選択肢が増える(逆にこの組み合わせじゃないと合わない、とか、限定条件のつく服というのはシルエットがいいと言い難い)。
ジャストで穿いても腰で穿いても。
ロールアップしてもクッションさせても。
ケースバイケースで楽しむことができると、ジーンズはより楽しくなる。
501CTの穿き方
穿き方なんて言い方をすると大層な感じがするが、リーバイスの公式着用例を見ても分かるように
着用するサイズを上げ下げしても馴染む。
いいシルエットの証である。
GSSMBOYの場合
ぼくは大体、1回か2回ロールアップをしてウエストはジャストからやや落として穿いていた。
そうするとこのような感じ。
すっきりとしつつスキニーとは一線を画す、流麗なラインと言っていいだろう。
一線を画すというフレーズ乱用気味だな。
最近は、ロールアップしないで穿いている。
赤耳をあえて見せないで。ユニクロでもセルビッジジーンズが買える現代、別に耳があったってどうってことはないが、やはりあれば見せたいのが人情ってもの。
でも、まあ、あえて見せない。
先ほどのパターンと違って、結構腰穿きしている。
くしゃくしゃとドレープが入る感じになり、これはこれで気に入っている。
使い分け
大体は、履いている靴とのバランスとそのときの気分で適当にやる。
今回のケースはadidasのチュブラー シャドウを履いているが、このスニーカーには腰穿きの雰囲気のほうが合うと思っている。
バンズのエラを履いているときは逆に、短めにロールアップしてスッキリ。などなど。
まとめ
501CTはいいジーンズだ。
段々飽きが来るというか、洗濯したいなと思うというか。
ジーンズを穿き込んで半年くらいになると、そういった閉塞感やマンネリが生まれがち。
しかし、ぼくは別段、そういう感じはない。
いいジーンズだからだ。
新しい穿き方、新しい表情、そういうのは自分で見つけていくのだ。
まとめはこちら