JASON MARKK R-T-Uフォームについて

jason markk r-t-uフォーム

ジェイソンマークのクリーナーに新商品が!

と思って買ったんだけど、そんなに新しくもなかった。
少なくとも去年末のMonoMaxには掲載されていた。

とりあえず試したくはなるわな。
はいはいはいはい始まるよー!

JASON MARKK R-T-Uフォーム

jason markkのシュークリーナー2種類
以前紹介したジェイソンマークのプレミアムシュークリーナーは「スニーカー洗うならもうずっとこれでいいや」と思えるような商品だったが、

今回同ブランドで別ものを買った。

違いを簡単に説明すると、
プレミアムシュークリーナーは、原液を自分で薄めながら洗ってね! というもの。
R-T-Uフォームは最初から薄められていて泡の状態で出てくる! というもの。

前者はタライか何かに水を張ってそこでブラシを濡らしながら使う感じだったが、R-T-Uフォームは省スペース省エネで使うことができる。
R-T-UはReady To Use(準備完了)の略らしい。

コルテッツiDに使ってみる

さて実際の使い勝手を試したいが、露骨に汚れているスニーカーが手元にない。
普段からちょくちょく手入れをしているからさ。

とりあえず、ナイキiD(現在はNIKE BY YOUに改名したらしい)のコルテッツで試してみる。

右足内側が左足のアウトソールで擦ってしまったような感じで汚れているので、ここを洗う。
ナイキ コルテッツidの汚れ


こうやってブラシに泡を出してもいいし、
ジェイソンマークのR-T-Uフォームを使ってみる
スニーカーに直接プッシュしてもいい。
jason markk r-t-uフォームを使ってみる
そして、ごしごしとこすってやり、タオルで水気を取り、乾燥させる。
実にスピーディ。

ジェイソンマークで洗ったナイキのコルテッツ
汚れは綺麗さっぱり落ちた。

チャックテイラーに使ってみる

元々がそんなに汚れていないスニーカーで試してもあまり面白くない。
かといってわざわざ汚す勇気もない。

他の汚れているスニーカー……
これか……?

このコンバースアディクトのチャックテイラーは、生地自体が退色していたり根本的なダメージを負っている
だから洗ったとて見た目上は全然綺麗にならない……はず。

まあ駄目元でやってみるか。念入りに。
相当長い期間履いていなかったのでやってみる価値はある。
汚れきったコンバースアディクトのチャックテイラー
別件だが、ソールは激落ちくんのようなメラミンスポンジで洗う。
汚れを含んだ水がしたたるとアッパーが汚れるので、なるべくスニーカー自体を傾けないこと。
また、もしそうなってもいいように、スニーカー全体を洗う際はソールを洗ってからアッパーを洗うこと。

メラミンスポンジは汚れを取るというより削っていくような感じなので、アッパーが白系でソールに色がある場合、色移りの危険がある点も注意。

R-T-Uフォームは全然関係ないがめちゃくちゃ綺麗になる。
メラミンスポンジでスニーカーのソールを洗う

メラミンスポンジで綺麗になったスニーカーのソール


で、肝心のアッパーをあわあわしてゆく。

……

……

ジェイソンマークで洗ったチャックテイラー
綺麗になったような、なっていないような……

雑感

最初から泡の状態で出てくるなら、そっちの方が便利じゃん! と思って買ったのだが、デメリットもある。

汚れの強弱によってクリーナーの濃さが調節できないから、根深い汚れに立ち向かうにはプレミアムシュークリーナー原液を濃い目に使った方がいい。

比較的薄めに設定された泡が出てくるので、こすっていると早い段階で泡は消えてしまう。
だから本気で洗うならば省エネというよりかえって手間になる感じがする。強い汚れの箇所は何回かに分けて洗う必要がある。

まあこれは何年も履いていなかったスニーカー(例えば今回のチャックテイラー)に挑むときの話で、日常的な軽い汚れに使うならば全然問題はない

使い勝手がいいのはR-T-Uフォームで、強い汚れにも立ち向かえるのはプレミアムシュークリーナー原液、という感じかな。
ちなみに成分自体は全く同じで、薄めて泡立つようになっているだけらしいから、使う人の用途に応じて選べばいいと思う。

キャンバス地でもスムースレザーでもヌバックでもスウェードでも使える。
ジェイソンマークへの信頼は揺らがなかった。

まとめ

これを使いきったら、原液の方かR-T-Uフォームかは置いておいて、またジェイソンマークのクリーナーを買うと思う。

どっちかっていうと原液の方が好きかなぼくは。
濃い目に使ってあわあわしてるほうが洗ってる実感が湧くから。

あと、コスパ的に原液の方が安い。今気づいたけど。