続 MICHELIN PRO4 Service Course V2について

ジャイアントエスケープR3のカスタム

およそ3000km。
ミシュラン プロ4 サービスクルスに変更してからの走行距離である。結構長いこと乗っているような気がするが、盗難にあっていた時期があるので途中が抜けている。

そろそろ交換すべきタイミング。

お疲れ様ビバンダム

使用状況

1000kmほど走ったところで前後ローテーションしている。
赤がフロントからリアに。
白がリアからフロントに。
使い倒したミシュランプロ4 SC
理由はよくわからないが赤のほうがサイドの磨耗が激しい
このように、ケーシングがかなり剥き出してきている。

白はまだその状態にはなっていない。
使い倒したミシュランプロ4 SC
イメージとしてはフロントの方がハンドル切ったのがダイレクトに反映され、サイドにダメージが入りそうなもの……ローテーションを加味して白をフロントで使用している時間は赤の倍になるはずなのだが。

もしかしたら、色によって耐久性が違うということはあり得るかもしれない。よくわかんないけど。
タイヤのゴムって黒以外で作るのが難しいらしいからね。

インプレッション

ビバンダム
ちなみに交換当初のエントリはこちら。

これを見返して書いたわけではないので、言っていることが矛盾しているかもしれないが、今回のエントリのほうが真であり新である。

寿命

タイヤの寿命をどこに定義するのか。
ぼくの感覚では初期性能の半分くらいのパフォーマンスになったら、と思う。
結局半分の定義も曖昧だけれど。

加速が悪い、転がらない、パンクする、そういう感じ。

タイヤとしてのベストを維持できていたのは1500kmくらいまで、あとは徐々に下り坂。
磨耗にはあまり強いとは言えない。

もともと普段使いではなくレース用のタイヤ(はっきりした区分はないが)に分類されるようなタイプなので、ここは仕方がない。

磨耗に強く、パンクしない。そういうタイヤは重くて加速をスポイルする。
そのバランスがタイヤメーカーの腕の見せ所。

このタイヤはパンクはほとんどなかった。
2000kmくらいまで1回もなかったんじゃないかな?

ここにきて頻繁に起きているから、まあやはり寿命かな。

現状走れるけど、転がらないしパンクするし、いいとこない。

このように削れて角ばってきている。
使い倒したミシュランプロ4 SC

使い倒したミシュランプロ4 SC

乗り心地

これは、買った当初の印象とあまり変わっていないと思う。
今まで使ったタイヤの中で最も快適。

もちろんママチャリみたいなレベルではないんだけれど、いわゆるスポーツ車は暴れてサドルでケツが痛くなるのが当たり前、みたいな概念は多少覆ると思う。

路面に馴染みながら走るというか、ミシュランのレビューでは「もちもち」という表現が多いのだけれど、言い得て妙だ。
蹴る、ではなく、滑っていくような感じ。

滑らかさは群を抜いていると思う(まあ他のロードバイクタイヤを試してないから、今までのと較べてって話にはなるけれど)。

加速、スピード

加速もいい感じ。
デフォルトのタイヤ(マキシスのデトネイター)と比較して大きく違うのは漕ぎ出しの軽さ。

逆にトップスピード30~32km位になるとどのタイヤもあんまり変わらないという気はする。
これはぼくが素人だからかもしれないが、そこはもう車体の重量次第かなと。

安いタイヤと高いタイヤで何が違うかと言えば、主には加速性が違うのよ。

まとめ

本格派というか、レース用というか、その手のタイヤでカラバリ豊富なのは貴重な存在。

だいたい売ってる時、安くなるのは2本セットになってたりするんだけどさ、ぼくは前後で色変えてるから高くつくんだよ。
どっちも赤にするとちょっとバカっぽいし、どっちも白だとサドルが浮くし。

てな感じで、たぶんまたミシュランのタイヤ買うんだけど、色と値段に悩み中。

カスタムのまとめ