ファッションに関して最近考えている瑣末なことについて

雑記

ゴールデンウィークも終了。
最近は寒暖の差が激しい。

140字では収まらず、ひとつのエントリを書くには物足りない。
そんなちょっとした話をだらだらと書いていく。

要は雑記。

服のユニフォーム化について

これしか着ない、というような完全ユニフォーム化は多分ぼくには無理である。
ミニマリストと呼ばれる人々は、それをやるそうだけれど。

これについて考えるきっかけとなったのはこのシューホーン。
シューホーン

ぼくはスニーカーを履く際、いわゆるストリートライクな、フィット感をスポイルしてだらっと紐を緩めるスタイルが苦手である。
苦手というか、スタイルとして嫌いなのではなく、靴がブカブカなのが気になってしまうのだ。
見た目がよくても歩きにくいのは嫌。

ってことで、スニーカーも基本きっちりと紐を結ぶのがぼくの好みなのであるが、そうすると今度は脱ぎ履きしづらい。

書店に先のシューホーンが置いてあったので、カラビナにぶら下げとこうと思って手に取ってみる。
なんの気なしに紺を選んだが、これがそこそこ明るいトーンだった。

その時着ていたのが黒いTシャツに黒いカーディガン、カラビナも黒、リュックも黒、かろうじてジーンズは紺、スニーカーは白。

黒、白、グレー、紺、このあたりが自然に自分が手に取るケンカしないカラーだと思っていたが、もはやちょっと彩度の高い紺ですら混ざり具合に気になってしまった(さらに言うとカラビナにシューホーンをぶら下げたら意外と邪魔だったので、使わないかもしれない)。

といったわけで、「もう白と黒だけでいいんじゃね?」とか思い始めたわけである。
いささか神経質。

着るものはだいたい決まっているから、色も縛りにいってしまってはどうかと。

服に気を配りたいが配色については考えたくない、というのは矛盾しているだろうか。

意外と書き始めたら長くなって「これでひとつエントリ書けたのではないか」と思っているが、まあ、それはそれで。

黒の種類について

先の話とも関係があるが、配色を少なくしていると限られた色の細かいニュアンスの差が気になる。

白はあまり気にならない。
生成りに近い白、純白、これらはそんなに気にしなくても、ケンカするケースは少ない。

黒は気になる。
青に近い黒、赤に近い黒(表現が適切かは分からないが、ぼくの中ではそう呼ばれている)がある。

実に細かい話になるが、ものによってどちらの色がいいか、という好みがある。
Tシャツについては、完全に青黒派。
例を挙げてみる。
黒のトーンの種類
左が青より、右が赤より。画質があれでイマイチ伝わらないと思う。しかもTシャツじゃないし。

ぼくは昔から茶色とかベージュとかアースカラー寄りなものがあまり好きではない
もちろん例外もあるのだけれど、Tシャツの黒はパキッと真っ直ぐに黒くあってほしいのである。

と、ここまで書いて思ったのは、青寄りの黒は少ないということ。

どういう原理でそうなのかは分からないが。黒いTシャツは大概着古すと赤茶けてくる。
ぼくの記憶だとヘインズのビーフィの黒は、青寄りだったような。

赤黒を好ましく思えるのはスニーカーくらい。

やれ感がスニーカーっぽくていいと思う。

スニーカーを買う頻度について

スニーカーばっか買い過ぎではないかとつっこまれ、これは泥沼かと一瞬思ったのだけれど、

冷静に見たらそこまで多くもない、と結論づけた。

スニーカーを毎日ローテしても2年かからないと全部履き終わらない、と言う佐藤隆太氏。
佐藤隆太手作りスニーカー

そのレベルの人間の存在を知るとぼくはせいぜい少しスニーカーが好きな人といった程度。

エントリを書いたもの以外にもいくつかスニーカーはあるのだけれど、それでも大した数ではないかなと。
ひと月ローテーションできるくらいになったら一回反省しようと思う。

ただ、スニーカーを買うたびに思うのは、結局無難で安価なものを一番履くということ。
ぼくの感覚では1万円後半のスニーカーはもはや高価。

そんなに気を遣わず汚れてもいいやと思えるものがやはり身の丈に合っている。
とはいえまた何か欲しくなる、これはぬいぐるみとかレコードとか、これらの収集と同じなのだろう。

まとめ

この辺の思考が総合され、ぼくは夏にはどういった服を着ているのだろうか。

薄着になり、選択肢が少なくなったら、逆に遊んだもの選びがしたくなりそうな予感もする。

この辺のブレがない点について、ミニマリストはどこか感情が欠落しているのではないかと心配になる。