NEWHATTAN ローキャップについて
飽きてるというか……なんて言うんだろう。
なんか欲しいけど、欲しいものが見つからない、探すのが面倒くさい、みたいなループの中にいる気がする。
ぼんやり欲しいものはちらほらあるけど、明確に欲しいものってのはなかなかね。
寝癖なおすの面倒問題
髪が伸びて伸びて、そろそろ切ろうと思ってはいる。
乾かすのが面倒くさいのと、飽きてきたのと、鬱陶しいから。
大体縛ってるか帽子かぶってるかの二択になってる。寝癖がいい感じの時だけセットもせずのそのまま外出。
NEWHATTANのローキャップ
ニューエラの9FIFTYと、このニューハッタンのローキャップがスタメン。
まあ説明不要かもしれんね。
今現在、国内のインディペンデントブランドがキャップをリリースする際は、かなり高い確率でニューハッタンのローキャップをベースにしている。
バンドのグッズとかでもよく見られる。
Tシャツで言うアンビルみたいな存在だ。
何がニューハッタンを定番足らしめているのか?
というと
安い
もうね、まずはこれ。
多分バンドのマーチとして作る場合とかは大量に仕入れるから更に安くなるんだろうけど、ふつうにアンダー1000円で色んなとこで手に入る。ドンキにもある。
クオリティが安定している
これは若干説明が難しく長くなるのだが。
たとえばバンドがオリジナルのTシャツを作ろう、という際は、ほとんどの過程をウェブで済ませ発注する。
だからどのボディを選ぶか、というのは実際触れて選んだりはせず、オンス表記とか視覚による情報に頼ることになる。
完成し届いてみると意外とペラペラだとか、思ったよりちゃちいとか、そういうこともままある。
ニューハッタンはどの商品も安定して、しっかり実用に耐えうるものになっている。
簡単に言えば、コスパがめちゃくちゃいいのだ。
ローキャップが欲しいけれどお手頃価格で済ませたい、という際に、ニューハッタン以上の選択肢は既に残されていない。
いやマジで。これにニューエラのステッカーを貼ったら4000円で売れる。
帽子の流行の移り変わりについて
帽子はトレンド色の強いアイテムだなと思う。
少し前はつばのやたら広いハットが流行っていたけれど、今かぶってたらもうイケてない(当時からイケてなかった、なんて意見もある)。
10年前だったらこんなにニューエラがベーシックなアイテムになるなんて想像もされていなかった。
もろにストリートカルチャーのアイコンという感じ。ヨウジヤマモトがニューエラのキャップを? 馬鹿な! ってな具合。
流行というのは馴染むか消えるかで、帽子の場合は消えるケースが非常に多く感じる。つば広帽子が帰ってくることはあるのか?
だからニューエラのフラットバイザーキャップから始まり、ざっくりと『キャップ』というアイテムがこんなに一般化したのはかなり珍しいケースだ。
ファッション全体がストリート寄りに推移しているというのは加味しても、なお。
とある問屋の話によれば、ニューハッタンのキャップは売れすぎていて、そのうち飽和し流行は去る、と読んでいるらしい。
ま、そうなっても心の痛まない価格だしな。
まとめ
ちょっと手先が器用だったら、この安価なキャップを買って自分で何かデザインを入れたりしても面白い。
まあ、ぼくはそういうの、多分できないんだけど。
飽きてきたらやるかも。
今はロン毛に飽きている。