NIKE AIR MAX 1 ANNIVERSARYについて
数々の新作、復刻がリリースされている。
ちょっと古めのファッションのリバイバルもあり、ますます盛り上がるスニーカー市場。
エアマックス1 アニバーサリーを買った。
レビューの前に購入にいたるまでの紆余曲折を記録しておく。長い。
エアマックス1 アニバーサリーの購入に至るまで
ぼくはスニーカーが好きだけれど、いわゆるフリーク、ヘッズのレベルにはおよそ達していない。
スニーカー専用の棚、更には部屋を所持し、すべてのスニーカーをローテーションしたら1足を年に1、2回しか履かない計算……
なんてレベルまでいってしまうと、服飾品というよりはオブジェ的要素が強くなってしまう。
脚は2本しかないし、靴は履いてなんぼ。
出会いはふとした瞬間
が、しかし。
エアマックス90のウィートパックやオニツカタイガーのアリーなど、レトロ感のあるスニーカーが欲しいなと物色していたところ、エアマックス1アニバーサリーを発見した。
人気はあるものの、即完売というほどではない。
次に見たときに残ってたら買うかな。
既に罠に嵌っていた。
次に見たときにはあっさりと売り切れていた。
憎いぜナイキ
ナイキの商売で上手いのは、昔のスニーカーを復刻する際に、仕様やカラーを忠実に再現することがなかなかないところ。
大体はオリジナルからちょっと外した感じで復刻する。
人気どころで言えば、ジョーダンのシカゴやブレッド。
まあディテールについては詳しい人のブログやらを検索してもらうとして。
このカラーリングはめちゃくちゃ人気があるけれど、決してナイキは量産しない。
数を絞ることで価値を高めているのだ。
この辺は、カラーリングの地味なアディダスのクラシックスニーカーに真似出来ないところ。
定期的に復刻しているイメージがあるジョーダンシリーズだが、1のシカゴは1984年に発売されてから4回しか復刻されていないという。
限定モデルの誘い
話を戻すと、売り切れたエアマックス1アニバーサリーはユニバーシティレッドとゲームロイヤルの2種類があって、エアマックス1のオリジナルカラーである。
今年の3月にリリースされ、今月再販になった。
繰り返すが今年はエアマックス30周年のアニバーサリーイヤーなのだ。
あれ?
ということは、これを逃したらオリジナルカラーは当分手に入らない?
どうせ買うならオリジナルカラーがいいじゃん?
などと考えていたら、欲しくて仕方がなくなってしまった。
レアスニーカーを並んでまでゲットするヘッズたちの気持ちも、若干分かったかも。
サイズに関する憂い
ぼくはアディダスだと28.5cmから29cm、ナイキだと29cmから29.5cm(ものによっては30cm)くらい。
定価で在庫のあるオンラインショップを片っ端から見て、履けるサイズを発見。30cm。
んー……デカいか?
ぼくはただでさえ足がデカイから、膨張色の白いスニーカーはなるべく小さいサイズを履きたいのである。
ミッキーマウスみたいになるから。
が、実は下手にぴったり目を選ぶと紐をきつく締めることがしづらく、横に広がることで却ってデカく見えてしまう、なんてパターンもある。
さらに!
だいたい小さい方から29cmあたりまではしっかり0.5cm刻みで数を作るのだが、それより大きいサイズのハーフは弾数が急に少なくなる。
ベストは29.5cmだったが……これは見つかりそうにない。
というか、そもそも29.5cmが生産されているのかも定かではない。
在庫のある30cmか?
入荷するとは限らない上にサイズがキツいかもしれない29cmを入荷待ちメール登録か?
あれこれ考えるならもう買っちゃお。
ポチッとな。
エアマックス1 アニバーサリー
特に興味のない人からすれば、「え、よく売ってるでしょこういうの」って感じだと思う。
そう、似たモデルは定期的に作られる。
ただ、オリジナルの正当な復刻というのは満を持したタイミングでしか手に入らないのだ。
分かるやつだけ分かればいい、自己満足なのだから。
写真各種
光沢感のあるメッシュ生地と、スウェードっぽい(タグを見ると人工皮革になっていた)生地。
格好いい。
スウェードというか、なんだろうな?
モフっとした感じの。
箱も通常のものと違う。
キーホルダーがついていた。
サイズ感
29cmだと、おそらく若干横幅がきついだろうなという印象。
29cmでも履けるんだろうけど、30cmでも特に問題はない。
ぼくの好みはカニエ・ウェストよろしく紐をルーズに垂らすよりも、きっちり足幅に締め上げるスタイル。
履き心地
好みの硬すぎず柔らかすぎずな感じのソールだ。
同じナイキで比較するならば、AF1よりはクッション感がある。
エアというと履いたことがない人からするとぶよんぶよんする印象を受けるかもしれないが、そうではない。
踏み込んだ時にサポートしてくれるというくらいで、意識に残らないくらいのもの。
ぼくは沈みすぎるソールは好きではないので、これくらいのサポート力が合っている。