一番初めのきっかけは、ファイト・クラブの中で「Run Forrest run!」っていう台詞があって、「何それ?」って思って調べたわけ。これは要するに「亜麻色の髪の乙女」を島谷ひとみバージョンから入るのに似ている……例えが古いか。
May J.でもいいや。
そしたら急にコルテッツが欲しくなっちゃったんだよ!今まであんまり好きじゃなかったんだけど。
走れ!フォレスト・ガンプ
フォレストがプレゼントされ、走る才能を見つけ出すきっかけとなるのがこのコルテッツ。
フォレスト・ガンプについてはまた別の機会にして。
コルテッツは、NIKEが発足した当時からあるシューズなんだとさ。
こういうクラシックだけど現代まで愛され続けているものってすごいよね。
最近だとグラミーで話題のケンドリック・ラマーもコルテッツを愛用してる。
ケンドリック・ラマーのファッションは割と好き。
全然関係ないが、Reebokのポンプシリーズとか、ごちゃごちゃしてて何がいいのか分からないと思ってた。でも今となっては完成されたデザインだなって感じるし、あんな近未来的なデザインが昔からあるって、作った人は相当のセンスだな。
NIKE コルテッツの本題
ぼくが買ったのはナイロンのモデルなんだけど、ナイキのオンラインショップに在庫がなかったので、レザーバージョンの説明を引用。
ナイキ クラシック コルテッツ レザー ユニセックスシューズは、フルグレインレザーのアッパーと、時代を超越したランニングデザインを採用。現代的な快適性とアイコニックなスタイルを兼ね備えています。
特長
フルグレインレザーのアッパーが耐久性と快適性を実現
クッショニングを高めるEVAミッドソール
ヘリンボーンパターンのラバーアウトソールでトラクションと耐久性を強化
コルテッツの原点
1972年にトラックを揺るがしたナイキ コルテッツは、他のどのシューズにも負けない軽さと耐候性を追求して、ビル・バウワーマンが初めて誕生させた傑作です。35年以上経った今も、ナイキ コルテッツは、大胆な創造物のお手本として、今も存在感を放ち続けています。
NIKE オンラインショップより引用
外観
青と黄色の組み合わせは好きで、ジーンズに良く合うカラーリングだと思う。
コルテッツ自体の印象は、昔はコッペパンみたいな形だなーと思っていた。
なんか垢抜けないというか。もっさりしているというか。それが苦手で、スウォッシュも太いし、古臭いなと。
今はそのいなたい感じがいいって感じるようになった。映画の力は偉大だ。
インディーバンドが売れてメジャーに行き、いい設備でレコーディングをしたけど、音の悪い1stアルバムが一番人気……みたいな。
たとえが多すぎるな今日。
使用感
まだ全然履いてないから試着レベルの印象だけど、インターナショナリストに比べるとそんなに動きやすさは感じない、かな。
あと、高級感もない。ナイロンのつるつる感が、思いっきりカジュアル寄りの印象。
絶妙なダサさと愛らしさの混じり方が、コルテッツの魅力なのだろう。
サイズはどちらも29cmなんだけど、コルテッツのほうが横幅が狭く、人によっては1cmアップでちょうどいいとかあるかも。
(ところで、「小さめにできているのでいつものサイズより0.5~1cmアップがおすすめです」っていう文句をよくスニーカー通販で見かけるけど、だいたいその文句がついてるならもそっちを基準にして、逆に大きいほうに「大きめです」って書いてほしいよ)
まとめ
クラシックなものはクラシックになりうる理由がある。
この丸っこい形は結構今ぼくには新鮮。
女の子が履いてると「おっ」と感じるスニーカーのひとつ。