ヘインズのパックTもしかり。コンバースのチャックテイラーもしかり。リーバイスの501もしかり。
長年人に愛用されつづけるものには、それだけの理由がある。
レイバンのウェイファーラーもまたしかり。
レイバンとは
Ray-Ban (レイバン) とは、サングラス、メガネを展開するグローバルリーディングブランドのひとつである。
レイバンはドイツからアメリカへ移民してきた2人の青年、ヤン・ヤコブ・ボシュとヘンリー・ロムが設立した企業「ボシュロム社(Bausch&Lomb)」から生みだされたブランドである。
(中略)
「光学的に眼を守らなければ、サングラスとは呼べない」が設立時の基本コンセプトで、「紫外線100%カット」をはじめとする機能性重視のモデルが多かったが、1999年の売却以降は斬新なデザインを売りにしたモデルも多い。
1986年に、アメリカン・ファッション・デザイナー協議会からThe World’s Finest Sunglasses(世界最高級のサングラス)の称号を得ている。
Ray-Banとは? | Ray-Ban【レイバン】
ウェイファーラーとは
サングラスで有名なRay-Ban(レイバン)といえば、Wayfarer(ウェイファーラー)モデル。「Wayfarer(ウェイファーラー)といえばRay-Ban(レイバン)」というくらいRay-Ban(レイバン)の中でも1、2を争う人気の商品モデルとなっています。
Ray-Ban(レイバン)名作ウェイファーラーについて知っておくべき事 | メガネスタイルマガジンOMG PRESS
ぼくにとってはウェイファーラーといえばボブ・ディランやブルース・ブラザーズなど、音楽のにおいのするアイテムだ。
ロックンロールの象徴的アイウェアともいえる。
ウェイファーラーの種類
ウェイファーラーという名前のついたモデルでも、実はいろいろ型番が分かれていて微妙にディテールが異なる。
オリジナル ウェイファーラー
オリジナルの、もっともウェイファーラーらしいウェイファーラー。品番はRB2140。
ニューウェイファーラー
オリジナルから癖を少しなくした、角のないウェイファーラー。
ウェイファーラーらしさには少し欠けるが、馴染みやすさがある。品番はRB2132。
ウェイファーラー フォールディング
折りたためるウェイファーラー。ポケットつきのTシャツにさらりとしまえるような。
品番はRB4105。
ウェイファーラー フルフィットについて
ぼくの所有するのはフルフィットというモデルで、オリジナルの品番の最後にFがつく。RB2140F。
これは彫りの深くないアジア人にもかけられるように(フルでフィットするように)オリジナルにいくつかの改良を加えたものだ。
傾斜角
ウェイファーラーの大きな特徴である、テンプルとレンズの強い傾斜。
これが独特の雰囲気を生み出しているのだが、オリジナルのウェイファーラーは鼻の高くないアジア人だと、鼻ではなく頬骨で支えるような形になり不格好になりがちだった。
↑えげつない傾斜。鼻の低い平たい顔族には、頬に食い込むこと間違いなしである。
フルフィットの傾斜↓
この傾斜をほんの少し(厳密に言うと20度から15度)ゆるくすることで、オリジナルの雰囲気は損なわず、しかし、かけやすくなっている。
鼻あて
これも鼻の高くないアジア人にフィットするよう、オリジナルよりも高く盛ってある。
テンプル
オリジナルのウェイファーラーがまっすぐなテンプルなのに対し、顔に当たって圧迫することのないように湾曲した形状になっている。
その他のディテール
HAND MADEという響きがいい。ヴィンテージのウェイファーラーはアメリカで作られていたみたいだけど、今のはイタリア。
主張し過ぎないが、光のもとで上品さをかもしだすべっこうカラー。
ウェイファーラーの注意点
ということで、ウェイファーラー フルフィットは日本人にもかけやすいウェイファーラーということである。
ぼくの解釈が間違っていなければ、並行輸入品ではなく世紀代理店を通して日本に流通しているものは、基本的にこのF品番のフルフィットモデルだと思われる。
逆に言うとネットなんかで安く買おうという場合にはそれがどのウェイファーラーなのか、よく確認する必要がある。
今まで挙げたモデルでも、さらにレンズのサイズ違いもあるのでややこしい。
例えば、ウェイファーラー フルフィットの50mmモデルと52mmモデルがあったりする。ぼくのは52mm。
まとめ
これがぼくに似合っているのかは、正直よくわからない。でも、こういう男らしいものが似合うようになりたい。
夏の間はサングラスとして使って、涼しくなったらクリアレンズに交換して眼鏡にしようかなと思う。
サングラスって気合い入ってる感じになりがちだから、さらっと、なんの気兼ねもしないでかけている感じになれたらいいな。