高価なTシャツを一枚後生大事に着るより、綺麗なものを安価でもいいからストックしておきたい。
ぼくはそう考える。
今回買ったのは、レッドキャップのパックT。
レッドキャップのパックTシャツにはクルーネック、クルーネックのポケットつき、Vネックの三種あって、ぼくが買ったのはクルーネック。
ヘインズのビーフィがかなり気に入っていて、ぼくの中で割と「ずっとこれでいいな」みたいな位置まで来ていたんだけど。
色々試したくなるのは性である。
RED KAP パックTシャツ
179cm 63kgでLサイズ。
生地
6.7オンスのざらっとしたコットン。
買う前に6.7オンスというのは分かっていて、ビーフィ(6.1オンス)でもそこそこがっしりしていたから一体どれくらい骨太なのよ!なんて期待していたが、ビーフィより薄く感じる。
オンスというのは生地の重さの単位だから、薄い厚いというのと厳密には別なんだけれど、しかしやはりビーフィの方が高オンスに思える。
そうは言ってもレッドキャップも一般的にはヘビーオンスの部類。
透けるような心配はないし、しっかりした生地だと言える。
オンスの公称、ビーフィが謙遜しているのかレッドキャップが誇張しているのかは分からないが、数字を気にしなければ充分一枚で着るに耐えうる生地ということだ。
シルエット
アメリカのワークブランドって感じがギンギンに出てる。
ボックスシルエットで袖が長くて太いところとか。
袖をまくると、なんとなく、らしくなるかな。
というか、デカいね。
ヘインズの感覚でいくと、同じLサイズでもこっちのほうがワンサイズくらいデカい。
ぼくはゆるめの方が好きだし、ピチピチじゃなければいいや、みたいな適当さだけど、ジャストで着たい方はワンサイズ落としていいと思う。
ディテール
タグレス。
太めのリブ。
丸胴。
以上。
洗濯による変化
結構縮むとの話を聞いていたので、数回洗濯したものとまだ未使用のものを比較してみる。
こういうことができるのが、パックTシャツのいいとこ。
袖丈着丈等、全体的に1.5㎝ずつくらい縮んだかな。
もしかすると、アメリカの文化的に乾燥機の使用も加味されているのかもしれない。
さらにぎゅっと縮んで、そしたら6.7オンスになる、とか。
気が向いたら実験してみるけど、乾燥機って思ってるほどは縮まないんだよね経験上。
ジャストだった服が若干窮屈、ってレベル。あきらかに大きな服がわあぴったり!っていうことはない。
まあ、気が向いたらってことで。
雑感
いい意味でも悪い意味でも、適当さを感じる。
ヘインズの赤パックを洗濯するとかなりよれて、裾が不均一に波打ったんだけど、それに近い印象を受けた。
で、生地はヘヴィウェイトで、シルエットはアメリカン。
サイズ詳細も計って載せようかと思ったけど、やめた。
たぶん、個体差がありそうから。
そして、そんな細かいことを気にして着る服じゃないと思うから。
こまけえこたあいいんだよ。たかがTシャツじゃん。
って、Tシャツが言ってる。かも。
まとめ
オーバーサイジングを求めるなら、安価でいい選択かも。
今回、他のTシャツとの比較が多くてそんなにポジティブに書いてないと思うけど。
全然、悪くない。
気に入ってるTシャツはヘインズのビーフィとジャパンフィットだったが、ジャパンフィット外してレッドキャップ入れてもいい。
ヘヴィウェイトのTシャツに慣れると赤パックとかはちょっと着るのをためらうな。やっぱ。
でも総合したら、ビーフィが一番好き。インナーにするならちょっと重いから、万能なのはレッドキャップかもしれない。
このサイズ感でも別に困らないけど、次に買うならMサイズにする。
2018/04/15追記
と思ってたが、このサイズ感に慣れてしまったのでLサイズをリピート。
2020/04/03追記
生産終了になり、現在はマジェスティックが後継品のTシャツを展開している模様。
ただし全く同じものかどうかは買ったことがないので分からない。
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