メイリオの太字だとぽくなるっぽい。
このプレイリストはずっと作りたかったもので、ちょくちょく「これだ!」というのをお気に入りに入れているので、既に紹介したものと被っているのもあるかもしれない。
- 切ないけどFeel Good.
- the pillows - Thank you, my twilight
- Albert Hamond Jr. - Mueted Beatings
- くるり - 琥珀色の町、上海蟹の朝
- THE BOHEMIANS - 明るい村
- Tennis - A Miss That Feeling
- Vulfpeck, Theo Katzman - Half of the Way
- Chelmico - Ok, Cheers!
- Basement Jaxx - Jus 1 Kiss(Radio Edit)
- The Libertines - Death on the Stairs
- 毛皮のマリーズ - BABYDOLL
- The Strokes - Someday
- 田中ヤコブ - The Drain
- クラムボン - はなれ ばなれ
- Mando Diao - God Knows
- NUMBER GIRL - 透明少女
- Arctic Monkeys - Mardy Bum
- Silk City, Dua Lipa, Diplo - Electricity
- go!go!vanillas - オリエント
- oasis - She's Electric
- Weezer - Say It Ain't So
- まとめ
切ないけどFeel Good.
切ないけどアガる曲が好きだ。
この感覚は昔からずっと一貫してあって、どういう曲がその琴線に触れるのかっていう説明が結構難しい。
ストロークスの1stとか、初期の椎名林檎とかのニュアンスが近い。
これは別に曲調がロックだとかポップだとかそういうのはあんまり関係ないような気がする。
コード進行なのか、歌の感じなのか、まああんまり詳しく分析しても意味がないとは思うので、とにかくそういう曲を集めた。
自分の中ではとても一貫性があるのだが、誰かとその感覚をシェアできるかはあまり自信がない。
the pillows - Thank you, my twilight
この曲はオリジナルとセルフカバーバージョンがあって、後者を入れた。
オリジナルよりも全体的に音圧が上がっていてパワーポップみたいな音になっている。
フリクリという映画のために再録したらしく、アニメの知識は全然ないけれど観てみようかなと思っている。
ピロウズの曲がめちゃくちゃたくさん使われているのだ。
Albert Hamond Jr. - Mueted Beatings
ストロークスのアフロハゲギターのソロプロジェクト。
ストロークスのソングライティングはボーカルのジュリアンが手掛けているが、アルバートの作る曲もかなりストロークスっぽい。
初期ストロークスのいなたいガレージ感とポップなメロディの路線に近いかな。
くるり - 琥珀色の町、上海蟹の朝
新作を出すたびに「こうきたか」と思わされるくるり。
ピアノの音をフィーチャーしたラウンジミュージックのようなオケで、ゆるいラップが展開される。
歌詞の意味はよく分からないが、優しさに包まれた名曲だ。
THE BOHEMIANS - 明るい村
焼酎の銘柄のようなタイトル。
ボヘミアンズは自身がバンドをやっていた頃結構意識していたバンドで、忌野清志郎やボヘミアンズの平田ぱんだのようにぼくもギンギンにアイメイクをしていた。
目立ちたかったので。
友達に「どういうバンドをやっているの」と訊かれると「メイクして、ビートルズをうるさくしたみたいな音楽をスーツ着てやってる」と説明していた。
だいたい「え、ヴィジュアル系なの?」と返され困ったものである。
Tennis - A Miss That Feeling
最初のサビに来た時にぱあーっと開けるような感じが気持ちいい。
全体的にレトロな音もいい感じ。
泣ける話の映画のエンディングみたいな雰囲気だ。
Vulfpeck, Theo Katzman - Half of the Way
これはどっちかっていうとFeel Good寄りかな。
Spotifyのこれを聴いている人はこれも聴いています機能でたどり着いた。
音がだいぶ今っぽくてポップだけど歌は昔のソウルみたいで、取り合わせが面白いと思う。
Chelmico - Ok, Cheers!
静岡あさひテレビがやっているネット配信、サンセットTVで知ったチェルミコ。
ぼくが好きなYoutuberフワちゃんやAマッソの村上が出ているということで、彼女らの冠番組を観て、あとから曲も聴いた。
「君が持ってきたいい知らせ それにかこつけて踊るのさ」というラインが好きで、一緒に歌いたくなる。
Basement Jaxx - Jus 1 Kiss(Radio Edit)
ハウス系の音楽は「切ないけどFeel Good.」的な曲が多い。
基本はダンスミュージックだから、歌をマイナー調にするとそのギャップがそうなるんだと思う。ジャズヒップホップとかも近いな。
この曲は二十歳くらいの頃からずっと好きで、自分の「切ないけどFeel Good.」感を支えている主柱的な曲だ。
The Libertines - Death on the Stairs
内容というかこの曲自体に思い出がある。
新しくバンドを始めようとしていた頃、ドラムとぼく(ボーカルとギター)で他のメンバーを探していた。
リバティーンズのようなメインボーカルが二人いるバンドは珍しいのではないか、ということで、女性でなおかつギターも弾けるボーカルを探していた。
ネットのメンバー募集サイトでコンタクトをしてきた人がいたので、スタジオで顔合わせしようとなったが、彼女はなんだかんだ理由をつけて2度ばっくれた。
「今日は急用が。次回は必ず行きますので、すみません」
まあバンドマンのこの感じは絶対に急用なんかではなく面倒になっただけで、慢性的な病気だ。
「もういいです。あなたとはやりません」そうメールし、バンドは普通にぼくひとりがボーカルでスタートした。
毛皮のマリーズ - BABYDOLL
チープ・トリックの某曲をパロディしたといわれているこの曲。
これはもう西くんのギターのすばらしさに尽きる。
イントロのフレーズだけで涙腺が刺激される。刺激されつつも爆アゲである。
フレーズの良さに加えギターのトーンもめちゃくちゃいい。ぼくの背中を押してくれ、西くーーーーーーん!
The Strokes - Someday
これはもう言わずもがなの「切ないけどFeel Good.」筆頭。
ありきで出来てるからねこのプレイリスト。
強いて言うならばサビの「See alone we stand together we fall apart」ってとこ。ここで胸がギューーーなる。
田中ヤコブ - The Drain
オルタナ感と宅録感。
友達に教えてもらったんだけど何とも言えない味わいがある。
「涅槃の先で鍋でも囲もうぜ」ってくだりが好きだな。
ジョン・フルシアンテとか好きな人に響くと思う。
クラムボン - はなれ ばなれ
のだめの実写バージョンが原田郁子、とずっと思っている。
シカゴとどっちいれるか迷ったんだけどこっちのが切ない成分多いかなと思ってこっちにした。
大学の軽音サークルで、椎名林檎に憧れて入ってきた女の子がだんだんサブカル強くなっていくとクラムボンも聴きだすという構図。
Mando Diao - God Knows
昔は今みたいに「この曲なんだ?」って思っても気軽に調べることができなかった。
MTVを観ていたらトミーヒルフィガーのCMが流れていて、それでかかっていた曲がめちゃくちゃ気に入った。
それがなんだかわかんないまましばらく経って、あとからこの曲を聴いたときに「これだっけな?」と思って、それからとても気に入っている。
この曲なのかどうかは正直自信がないけれど。
NUMBER GIRL - 透明少女
祝再結成!
「気づいたら俺はなんとなく夏だった」
このラインの強さな。
アンサンブルは不協和音に近いのに綺麗に聴こえる。それでいて、ばちばちに緊張感がある。
ギリギリのせめぎあいは他のバンドには決して真似のできないところだ。
Arctic Monkeys - Mardy Bum
これは分かりやすく「切ないけどFeel Good.」だ。
UKのバンドには多いかも。
イントロの跳ねるようなギターと歌の始まったときの哀愁のコントラストがこれこれ!って感じ。
Silk City, Dua Lipa, Diplo - Electricity
これはグラミーで知った。
ダンスミュージック+切ない歌のパターン。
言い方悪いけど、ダンスミュージック寄りのポップスって、時代とともに消費される音楽だと思うんだよね。インスタントで商業的っていうか。
でもこの曲は静かに始まってベースが鳴り出したときに、残る名曲だと思った。少なくともぼくの中ではそうだ。
go!go!vanillas - オリエント
聴いた瞬間わかった「切ないけどFeel Good.」感。
都会でやっていくぜっていうバンドマンには響く。
歌詞もいい。「四季の風景に頬を濡らすような素直さでいたいよ」とか。
oasis - She's Electric
オアシスには切ない曲もアガる曲もたくさんあるけど、その両方のバランスが絶妙で好きな曲。
Aメロが一番そのニュアンスを再現してるかな。
次点で『All Around The World』、でも曲が長いのがマイナスってことでこっち。
まとめ
この切ないけどアガる、アガるけど切ないの感覚ってどれだけ人に伝わるんだろうな。
この感覚を共有できる人とは一緒にバンドできると思う。
そんな方からバンドのお誘い、ご一報ください(少し嘘)。