サイコン(サイクルコンピューター)とフロントライトを盗まれた。
サイコンの送信機とリアライトは盗られておらず。
やるなら、全部持ってけよ。
いや、嘘。そもそも盗むな。
盗難の記事はこちら
サイクルコンピューターの楽しさ
携帯、財布、たばこ、腕時計、iPod、などなど。
これを持ち歩いていないと落ち着かないというものは人それぞれあると思う。
自転車においては、サイコンがそうだ。
ハンドル付近にこいつがいないと落ち着かないのだ。
案外サイコンを利用している人は少ないと思う。ロードはともかく、クロスユーザーはあまり使用を見かけない。
が、これがあると自転車の面白さ30%増しだ。倍とか大袈裟なことは言わないけどね。
今までどれだけ走ったのか分かる
単純だけれど、こういう些細なことがモチベーションに繋がる。
それにメンテナンスのタイミングの目安にもなる。
カスタムやトレーニングの効果が数値として実感できる
例えばタイヤの変更。
スピードを数値で知ることがなければ、体感的に「速くなったと思う」のようなふわっとした印象で終わりかねない。
が、明確に時速を知ることができればはっきりとデータとして実感できる。
わーお!30km/h維持したままこれだけ走れた!
とか。
などなど、とにかく何かと便利だから、使ったことがない人はちょっと試してみる価値はある。
CATEYE マイクロワイヤレスの詳細
品番CC-MC200W。
このサイコンの計測できる数値は以下。
・走行速度
・平均速度
・最高速度
・走行距離1
・走行距離2
・積算距離
・ストップウォッチ
・時計
標準的な機能と言える。
ケイデンスとかカロリー計算してくれる機能がついたサイコンもあるが、何が必要なのかは用途でそれぞれ選べばいい。
旧サイコンとの比較
ろくな画像が残ってなかった。
盗られた方のサイコンには、走行距離2とストップウォッチがなかった。
このマイクロワイヤレスは使わない機能は非表示にできるため、おそらくこのふたつは非表示になるだろう。
ただ、走行時間というのはタイヤを回している時間だけ計測されるから、「ここからあそこまでどれくらい時間がかかるのか」なんていう停止時間も込みでトータルを計りたいときなんかはストップウォッチが便利かもしれない。
また、盗られた方のサイコンでは画面上部には常に現在の走行速度が表示されていたが、マイクロワイヤレスは何を表示するか選択できる。
が、やはり、現在の走行速度を表示しておくのが一番いいだろうと思うので、この機能もおそらく大して意味がない。
おやおや。
ここまで、機能は増えているものの、意味をなしていないぞ。
否。
まだ、細かい違いもある。
・バックライトをつけられる
・電池を交換したりリセットしたり、内部の積算距離がゼロに戻っても、任意の数字を入力できる
・ボタンを押した感じがカチッカチッと気持ちいい
・サイズが薄く小さくなっている
細かい差だなほんと。
ぼくの中で大きかったのはバックライトがつく点。ただ、これを使うために長押し×2が必要なので、若干面倒。
デザイン
今までサイコン、フロントライト共に白いものを使っていたのだが、黒にしてみた。
汚れが目立たないように、ということ。ステムやシートポストはつや消しの黒いものに交換しているがハンドルバー自体はアルミのシルバーのまんまなのを誤魔化そうということ。
そんな思惑だ。
ハンドルバーに装着。
ガジェット感が強くて、格好いいね。
雑感
自転車屋で一番シェアのあるのがこのキャットアイのサイコン。
種類も豊富だし、なんとなく安定感があるから、毎度キャットアイを選んでいる。
が、このマイクロワイヤレスにひとつマイナス点を挙げるなら、走行していないときに誤動作、関係のない電波を拾いやすいというところ。
仕組みとしてはホイールについたマグネットがどれだけの速度で動いているか、それをサイコンが拾って数値にしているわけだが、ペダルの回っていない状態でいきなり100km/hなんて数字が出たりする。
調べてみたところこの機種はそれがちょいちょいあるらしい。
まだあまり使っていないからあれだが、頻繁に起きて最高速度が誤動作に書き換えられて信頼できない、なんてことになると少し困るな。
旧サイコンではそれは一切なかったが、あれが優秀だったのか? これは無線サイコンの宿命なのか?
有線は安いけど見た目がダサい……(フロントフォークからステムあたりまでコードで繋ぐ)
ここは様子を見てまた追記しよう。
ちなみにホイール側につける送信機は旧サイコンと共通だったため、流用。新しいのは未使用のままストック。
まとめ
多機能のサイコンは操作を覚えるのに時間がかかる!
全く同じものを友達が使っていたのだが、リセットの仕方がわからないとかごちゃごちゃ言っていたのを思い出した。
そうやってああでもないこうでもないといじってる時間が、ガジェットの醍醐味なのかもしれない。