信用できないブログについて

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ブログを経由して多少の差はあれ収入を得る、小難しく言えばマネタイズというやつ。
自ら有名掲示板群にブログのネタを投下するようなことをアフィカス、なんて言ったりする。

ブログを収入源にすることそれ自体は悪いことではない。

ただ、違和感っていうか、なんて言うんだろ?
それは違うんじゃねえの……みたいな。ぼくの物差しで言ったらダサい行為に当たるような。そういうのもちらほらある。

前置き

そう、あくまでぼくの物差しではって但し書きがいる。
ぼくがブログを書く際にこんな言い訳のような前置きをすることはほとんどなく、要するにこれはぼくが「違うんじゃねえの」と思う類のエントリ(ブログ全体がそういうものとも限らないから、エントリとここでは書く。だからこそややこしいとも言える)側にも、エントリ側にもというか筆者にも、言い分やらやり方やらあるだろうとは思うからだ。

さっきから何を言っているかわからないという方もたくさんおられるだろうから、だらだらした前置きはこの辺で。

そのブログ、本当に信用できますか?

ぼくがブログに書いていることは主にはファッションとかジーンズの話。
やっぱ、書いてるからには読まれた方が嬉しいし、そういう意味ではコメントもPV数もお金の多寡も目に見える結果としてありがたい。

ただそれらの数字のために、ちょっとダーティな手段を取るのは、どうかな?

例えばぼくが違和感を感じるのは、自分が実際に使ったわけでもないものをレコメンドしているブログ

ここから知ってる人には不必要な論旨と無関係の話
書く側ではない人はご存じないかもしれないが、たとえば

こんなフォームがブログに挿入されているのは、いろんなところで見かけたことがあるかと思う。
Amazon楽天のリンクの中にはそのブログを書いている人のIDが埋めてあって、そこ経由で買い物が発生した場合にはIDの持ち主にいくらかのキックバックが生まれる。

すごくざっくり言えば、これがマネタイズってやつ。
以上無関係の話

まとめブログみたいな、広告だらけの「とにかくアクセス集めて広告をクリックさせたらこっちのもん」的スタンスのブログはある意味親切
上品にやる気がないからね。
広告!広告!ってのを隠す気がないし。

違和感あるブログは、時折タチの悪さを見せる。
普段は綺麗にエントリを書き上げているのに。時折ってところが厄介だ。

具体的に言えば「この夏オススメのサンダル20足選んでみた」とか、そういうエントリ。
ほぼ断言できるけど、こういうのは実際に自分が使った上でいいと思ったものを薦めていることはない。

もしその20足を実際履いて試してそれぞれが人に薦めたいものだとしたら、ぼくだったら、1足ずつ別のエントリにするからね。
ひとつひとつがネットで仕入れたような付け焼き刃の知識で、膨らまして書くようなものでもないからそういった形態になってるんだろう。

なんでタチが悪いかって言えば、ブログを読むのが見知らぬ他人だからまあいいや、って思考が無意識下にあるから。
「これを誰かに売るたびに、ひとつにつき1000円キックバックされますよ」と言って渡されたよくわからない商品を知人に売るだろうか?否。売らないと思う。ふつうは。
でも、ネット上なら、他人ならいいかと、そういう思考回路なわけだよね。その手のエントリは。

なーんか汚ねえな、と、ぼくは思ってしまうよ。

親切を装った悪意

ファッション系ブログなら。
ある種の洗脳っていうか。
普段しっかりと構築されたブログを書いてる人がたまにその20選みたいなエントリを作ったとする。いつもその人のファッションを参考にしている人だったら、このブログで薦められているなら間違いないのだなと、すーごく極端に言えば騙されたような形になりかねない。
書いてる本人だって、本当にオススメなのかどうか、わかっちゃいないんだから。

んで、これもまた言い方は悪いが、弱者(ファッション弱者かもしれないし情報弱者かもしれないし)からかすめとったお金で、筆者は潤う。

まとめ

だからなにって話なんだけどね。
ただ、単純に、読者サイドでもそういうブログには気をつけた方がいいよ、てこと。

総じてつまんないよ。
そういうブログ。薄いから。

推敲ほとんどしてないので乱筆乱文だけど、とりあえずそこら辺は真摯にぼくはやってるつもりってことで、締め。