新しいものが欲しいといろんなタイミングで考えていて、しかし購入にまでは至らない期間がしばらくあった。
このたび財布を新調したので、最後の記録としておよそ2年半ぶりにこの財布について書いてみる。
長い間お疲れ様。
前回のエントリ
エイジング状況
分かりにくいがカラーはネイビー。
外側
かなり傷だらけになっている。結構てかてかだな。
革はバダラッシ・カルロ社のミネルバリスシオ。
アップ。
使い始めたころは、傷は揉み込んで消していた。
でも、段々それでは追い付かないくらい傷が入り、そもそも傷を気にしなくなっていった。
クリームは開いた時にしわが寄るところに何度か塗ってケアした記憶がある。
でも、ほぼノーメンテに近い。
1年に1回程度そんなことをしてブラシをかけたりクロスで磨いたり、本当にその程度。
内側
内側も同様に傷がたくさん入っている。
コイン室のボタンのアタリやカードのアタリ。
色が濃くなっている。
アタリがついていることに対していいとか悪いとか、論じる段階にもうない。
ただ長年使った皮革製品があるっていうだけで、めちゃくちゃ俯瞰で見ている。
横向きのコイン室は結構よかった、というか意外と縦向きとあまり使い勝手に差を感じなかった。
割とマチが広いので取り出しやすい。
でも小銭入れ部分はあんまり使っていない。
小銭を使う場面は
こういうミニ財布で済ませていたし、近年は買い物するときにほとんど財布を使わない。
コバ
買い替えを検討し始めたのは主な理由は、ここがボロボロになってきたから。
外と内の貼り合わせが剥がれてきている。
確認したところ2年半前のエントリでもコバがぼろくなってきたという旨を書いていたので、ここは仕上げが甘い部分だったのかもしれない。
SLATEシリーズは定番として現在でも作られているようだ。
同じプロダクトでもマイナーチェンジやアップデートがなされるものだから、この辺が今どうなっているのかは分からない。
縫製
ここ最近しげしげと見ることもなかったのだが、縫製はとてもしっかりしていると感じた。
ステッチが切れた箇所どころか、切れそうな箇所すらない。
二重に縫っているのが強度を倍増させていたりするのだろうか。
まとめ
というわけで、簡素だが最後の記録を終わる。
めちゃくちゃ思い入れのあるものを長く使うってのもあると思うんだけど、ほどほどに身の丈に合って使っていることを意識しないでいられるものも長く使えるのは経験則から感じる。
高価で傷や汚れにおっかなびっくりしながら使うものって、やっぱ精神衛生上よくないし。逆に間に合わせみたいに買ったものって大事にしないし。
そういう意味ですごく何も意識しないで使える財布だった。
あらためて、お疲れ様。