土屋鞄製造所 ブライドル 二折財布 4ヶ月経過
財布に関しては後者のノリが強い。
頻繁に買い替えるものでもないため、質実剛健なもの選びが好きだ。
それを体現するような英国の革と日本のものづくりの話。
前回のエントリ
写真各種
自然光が入る室内で撮影。
Pixel 5aで撮影し、基本的に写真は無加工。
カラーはダークグリーン。
写真だと黒っぽく写っているが、実際はもう少し緑寄り。
前回のエントリの方がよく撮れていたかも。
外側
ブルームで覆われた白っぽい状態
→ブルームの取れたマットな状態
→手の油分などとロウが馴染んで光沢が出た状態
という経過がブライドルレザーの変化の順序で、今は光沢の出始めぐらいだと思う。
自分で言うのもなんだが、かなり綺麗に保っている。
むしろもっとガシガシ粗野に扱ったほうがいいのではと思うくらい。
ちなみに角付近の斜線上の跡は革自体の血筋。
それでも多少の傷は入っていて、それらは嫌なものではなく、むしろどんどん自分のものになっていっているというポジティブな感覚でいる。
財布を財布と使用している時間よりも、意味もなくもてあそんでいる時間の方が長い。
その蓄積をブラッシングしたり乾いた布で磨いたりするという、わけの分からないDIY。
クリーム等はまだ一切使用していない。
内側
前回のエントリから3ヶ月が経ったが、変化をあまり感じない。
外装よりも更に触れる機会が少ないから仕方がないか。
それでも、コイン室のフラップ裏と表を比べてみると若干光沢が乗ってきていることに気づいたり、ぼくにしかわからないレベルの小さな動きはある。
側面
コバは綺麗だが、ところどころ引っかき傷みたいなものが出来ている。
側面から見ると、開き具合からまだ革の張りや硬さを感じる。
これくらいの使用期間じゃ当然か。
だんだんくたってくるのかな。
角が丸まってきた、と気づくまでは早かったが、それから大きな変化はない気がする。
まとめ
ぼくはどちらかといえば手汗をよくかくタイプなので、手をジーンズにごしごししてから触ったりしている。
それはやっぱり、まだ遠慮しているということだ。
土屋鞄の店員さんにその話をしたら「私も手汗はよくかくほうですが、気にしないで適当に触っちゃっています」とのこと。
ぼくも半年経つ頃には、もっと近しい関係になれていられたらよいのだけれど。
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