NIKE レトロランニング系シューズについて

ニューバランスのスニーカーの流行から派生してか、タウンユースも出来るウォーキングorランニングシューズが様々なブランドからプッシュされている(チャックテイラーがもともとはバッシュ、と言っても現代的には全然バッシュではない。が、ここでいうランシューも広義に捉えていただきたい)。

adidasはどちらかというと近未来的なデザインが多く、
NIKEはレトロな復刻モデル等に力を入れている印象。

NIKEのシューズは同じようなモデルで名前が違って何が違うの?ということもよくある。
エアフォースもダンクもジョーダン1もターミネーターも、興味ない人からしたら多分同じに見える。

バック・トゥ・ザ・フューチャー・イヤーということで、近頃よく見かけるぱっと見似たような(でも違うんだよ!)ナイキのレトロランニング系シューズの違いをまとめてみる。

コルテッツ

nike コルテッツ
ナイキの創世記から愛され続けるコッペパンみたいな形のスニーカー。
他のランニング系シューズとは一線を画すシルエットで、ソールも平べったい。
スウォッシュが太っちょ。

プリモントリオールレーサー

プリモントリールレーサー
ウィメンズのみで展開されている。
写真だとよくわからないがダメージ加工がデフォらしい。
レトロランニング系の中ではさっぱりした見た目で、アッパーの継ぎ目が少ない。
スウォッシュはコルテッツ等と似たようなふとっちょタイプ。
というか横から見るとコルテッツに似ている。コルテッツを少ししゅっ!とさせた感じかな。

インターナショナリスト

インターナショナリスト
1981年リリースされた人気モデルの復刻が今は流通している。
ナイロンとメッシュとスウェードの切り替えが印象的で、いかにもランシューっぽいスポーティーさがある。
今回登場するものの中では一番アクティブな印象がある。
ヒールカウンターがついているのもそれに一役買ってるかな。
ワッフルソールはプリモントリオールレーサーと似たような感じ。
MIDカットも存在する。

エアオデッセイ

エアオデッセイ
プリモントリオールレーサーとインターナショナリストの中間のようなデザインで、エアマックスのように可視化されてはいないが名前の通りエアを内蔵。
ハトメの感じもエアマックス寄りだ。
ナイロンが使われていないので、シックな印象。
いかにもランシューっぽいナイロンの感じは好き嫌い分かれるけど、エアオデッセイは大人っぽい雰囲気だ。
先述ふたつとはちょっとソールも違って、中央にNIKE AIRのロゴ。

チャレンジャー

チャレンジャー
単色×白スウォッシュのシンプルシリーズ(そうでないものもある)。
1979年モデルの復刻が流通。ぼくは歴史あるモデルは安心できるタイプ。
これはメンズのみで展開。
展開の仕方からしてもプリモントリオールレーサーと対をなすモデルなのだろう。ワッフルソールも同じものっぽい。
ナイロン×メッシュ×スウェードのクラシックなランシューという感じだが、色がまとまっているのでタウンユースノリも強く合わせやすそうに感じる。

ジニコ

ジニコ
量販店でよく見かけるけど、なんとなく扱い的に廉価版というか、そういう位置づけなのだろう。
どこで見かけても安売りされている気がするのは気のせいか?
ただ、もろ合皮なナイキのしょぼいシリーズ(サンオブフォースとかホームセンターに置いてあるようなやつ。adidasのNEOというダサいレーベルのようなポジション)より、しっかりしててコストパフォーマンスがよさそうに思える。
インターナショナリストを少し丸っこくして、コストダウンさせたのがこれ、みたいなとこだろうか。
でもソールもちゃんと例のワッフルソールだし悪くなさそうなんだよな。ただ、置いてある店がまともじゃないことが多い。
まずナイキ公式オンラインストアに置かれてないし……
なんでだろう?

超余談

昔こういう投げ売り専売みたいなレトロ顔スニーカー(2000円くらいで売っていた)でメトロプラスというのがあった。
中学生の頃ナイキのスウォッシュが入ったスニーカーがほしくてほしくて、しかし足がデカすぎてサイズがなく、無理くり0.5センチ小さいのを買って1日で履くのをやめた思い出がある。
ぼくの足のサイズはその頃から変わっていない。