これらは人に聴いてほしいっていうよりも、自分が聴きたいもの、その時の気分なものを選んでいる。
だから、どちらかといえば今はダウナーな時期ってことだな。
音楽を発明した人間には本当に感謝だわ。
- YOU'RE NOT ALONE
- Eric Clapton - Change The World
- Donny Hathaway - Love, Love, Love
- Bob Dylan - Tangled Up In Blue
- 毛皮のマリーズ - ハートブレイクマン
- Walk On The Moon - Sunny Day
- Mighty Oaks - Dreamers
- Superfly - I Remember
- Queen - Spread Your Wings
- Oasis - Little By Little
- くるり - ハイウェイ
- Duffy - Warwick Avenue
- The Who - They Are All In Love
- Beck - Lost Cause
- Aretha Franklin - Baby, Baby, Baby
- おとぎ話 - LOST PLANET
- Coldplay - Fix You
- Red Hot Chili Peppers - Wet Sand
- GRAPEVINE - 会いにいく
- The Libertines - Music When The Lights Go Out
- ウルフルズ - 大丈夫
- まとめ
YOU'RE NOT ALONE
口に出すだけでは安っぽかったり大袈裟だったりする言葉が、歌の上だととても響いたりする。
悲しい歌詞なのに陽気に歌われることで複雑な世界が見えたりする。
音楽の力。
悲しかったり、心細かったりするときに、そっと寄り添うような曲を集めた。
Eric Clapton - Change The World
言わずもがなの名曲。
クラプトンはクリーム時代のバリバリに弾きまくっているのが真骨頂で、アコースティックナンバーはあまり面白くない、と思っている層が(ぼくも割とそうなのだけれど)そこそこいる。
しかしやっぱりこの曲はそんな意見を黙らせるだけのパワーがある。
Donny Hathaway - Love, Love, Love
今聴いても非常識に現代的だと感じる。
大昔の曲なんだけどね。
曲調も汗臭さのなくなったソウル的歌唱も洗練されていて、古さを感じない。
Bob Dylan - Tangled Up In Blue
この時期のディランは声がいい。
60年代デビューのミュージシャンは70年代にキャリアのピークみたいなものがあるケースが多いな。
デビュー当初の繊細な雰囲気に、ロック的なやけっぱち感が加わって、詩世界に深みをもたらしている。
Tangled up in blueって歌うとこのさ、なんていうのか名称分かんないけど、音階に乗せない感じ好きなんだ。
ディランは終始こんな感じっちゃそうなんだけど。
毛皮のマリーズ - ハートブレイクマン
マリーズは志磨遼平の声が苦手だという人もいると思うのだけれど、いつもとは違ったアプローチで歌われるこの曲。
ぼくがマリーズに興味を持ったのもこの辺だったと思う。
Walk On The Moon - Sunny Day
このバンドを知ったのは偶然。最近。
今年のサマソニにWalk The Moonというバンドが出ていて、それを友達に薦められた。
バンド名を忘れてしまい、Walk On The Moonと検索してしまったことから発見。
Spotifyの再生数からするになかなかのマイナーのようだが、いいバンドである。
Mighty Oaks - Dreamers
サウンドメイキングがとても気持ちよく、ふわーっと視界が広がっていくような感覚になれる。
フォーキーなんだけどリズムセクション(真ん中あたりで鳴ってる音)がめちゃくちゃタイトなんだよね。
Superfly - I Remember
スーパーフライのバラッドの中でも屈指の名曲。
シンプルに背中を押してくれる、音楽の強さを信じられる、そんな曲だ。
ファーストはやっぱりクラシックロックの色が濃くていいなあ。
Queen - Spread Your Wings
ベースのジョン・ディーコンの作。
インテリのイメージが強いクイーンの中でも特に寡黙で地味なディーコンだが、実直な彼が「翼を広げろ、飛び立つんだ」という曲を作ったという背景を想像すると楽しい。
Oasis - Little By Little
ノエルが歌う曲の代表といえばドント・ルック・バック・イン・アンガー(オアシス自体の代表曲でもある)。
この曲はそんなに注目されていないが、ぼくはかなり好きだ。特にサビに入っていくあたり。
くるり - ハイウェイ
頑張りたいけれど、なにからやればいいのかわからない。
変化がほしいけれど、どこにいけばいいかわからない。
そんな閉塞感を生きていると誰しも覚えることがあると思う。
そんなときに聴きたい、ゆるやかな応援歌。
Duffy - Warwick Avenue
ハスキーボイスとバラッドの相性の良さったらないね。
コーヒーを飲みながらチル、そしてこの曲。
昔ながらのR&Bっぽくシンプルなプロダクションで歌が映えるいいアレンジ。
The Who - They Are All In Love
中期くらいからちょいちょいある、ギターの全然鳴ってない曲。
ザ・フーは意外とバラッドの名曲が多いね。
ロックンロールバンドだけど実は美メロみたいな系譜、イギリスならではなのかな。
Beck - Lost Cause
淡々とつぶやくように歌われる名曲。
I'm tired of fightingってとこが好き。
PVがとにかくシュール。
Aretha Franklin - Baby, Baby, Baby
先日亡くなってしまったアレサ。
ぼくの中でソウルの女王と言えばアレサかエタ・ジェイムスだ。
どうか安らかに。
昔の曲ってフェイドアウトで終わるときその角度が急すぎてちょっと笑える。
おとぎ話 - LOST PLANET
浮遊感のある曲。雨の日に聴きたい。
おとぎ話って、初めはコミックバンドに近い見方をしてたんだけれど、いつのまにか正統派になったなあ。
アルバムに捨て曲がぜんぜんないんだよ。
Coldplay - Fix You
高校生の頃友達にしきりに薦められたコールドプレイ。
なんでそんなに確認するんだってくらい「いいよねコールドプレイ。どう? どう?」ってしつこかった覚えがある。
いいよなコールドプレイ。
EDM路線になったときはちょっとあれだったけど。
Red Hot Chili Peppers - Wet Sand
湿った砂という不思議なタイトル。
初めて聴いた時レッチリっぽくないなと思った。
ジョン・フルシアンテ絶叫。
GRAPEVINE - 会いにいく
音楽に乗せると力が加わる、という点ではこの中で最たるものではないだろうか。
歌詞を見てもあんまり大したことは書いていないのに、なぜこんなに沁みるのだろう。
The Libertines - Music When The Lights Go Out
ピーターのカールへの思いを歌った曲だと思っている(違うかもしれない。詳細はよくわからない。ピーター・ドハーティとカール・バラーについて知りたければ調べるかリバティーンズのアルバムを買え)。
I no longer hear the music
という一節が重いなあ。
まとめ
プレイリスト作る度に色んなものを入れてるつもりだけど、やっぱり好きなもんにはある程度偏りがあるというか、またこのミュージシャン選んじゃうなってのが多々ある。
気付かされた。
新しいものもどんどん聴きたいし、昔から好きだったものも聴き続けたいし、果てしねえな。