見慣れた道よりも少しだけテンションが上がる。
が。
Googleマップに従っていると、たまに街灯すらないド田舎に導かれて、夜の闇に本気で命の危険を感じることがある。
クロスバイクを購入してからCATEYEのOPTI CUBEシリーズのフロントライトを使っていたが、ラインナップで最も安価なものを初めに購入して、3年経ってようやく思った。
「もっと明るいのに交換しよう」
そして、ぼくが選んだのはKNOGのBLINDER MOBシリーズEYEBALLER。
BLINDER MOBシリーズの特徴
KNOGが何よりも大切にしているのは、KNOGの製品を手に取った人が「Oh,Yeah!!」と思わず声にしてしまうような感動を届けることです。
KNOG ALL PRODUCTSより
おういぇーとぼくが言ったかどうかはご想像にお任せします。
用途別の照射角
冒頭の画像のとおり、LEDの数が違う4種類があり、左からEYEBALLER、FOUR EYES、KID GRID、MR CHIPSと名前が付いている。
左に行くほど遠くまで光が届き、右に行くほど近くを広い範囲で照らせるものとなっている。
1000m先でも視認性があるらしい。
見た目がシンプルかつポップ
4つ並んだ画像はなんだか可愛らしい。
シリコンとアルミのコンビネーションのボディは軽量だし、ボリュームもあまりないので自転車のデザインの邪魔にならない。
マウント式ではなく、本体ごとシリコンバンドをハンドルに巻きつける仕様。
USB充電
もともとのCATEYEは乾電池式だったのだが、ほとんど電池を交換した記憶がなかった。なので「頻繁に充電しないといけないUSB式より、乾電池式のほうが楽じゃね?」と思っていた。
これに関しては今でも思っている。
EYEBALLERは4000回充電できるらしく、電池切れになるまでは体感で明るさマックスで3時間ほど。弱で5時間ほど。点滅では(あまり使っていないので正確ではないが)15時間ほど。
充電にかかる時間が4時間程度と長いのでそこはややネックか。乾電池のが楽でいいな(本体がかさばるけど)。
実際に使ってみて
CATEYEの最安ライトとの明るさの比較。30cmほど離して壁を照らしている。
「Oh,Yeah!!」
うっかり出てしまうほどぜんぜん違う。範囲も明るさも。
交換してからは、よくもまああんなに暗いライトで夜道を走ってたもんだとすら感じた。
ベルトの上部分がUSBになっている。
初めは付け外しするときにぱきっと折ったりしないかと、このむき出しUSBに不安を感じていた。でもまあ、そんなことよっぽどのうっかりさんでなければ大丈夫だと思う。防水なので雨でも問題ない。
デザインもすっきりしていて好きだ。ちなみに点灯していないときでも反射板として作用するので多少の周囲への注意喚起になる。
追記 リアにもBLINDERを導入した
やっとである。
自転車のリアライトの必要性は別段感じたことはない。
どちらかというと、路肩を走行中車の左折に巻き込まれそうになるというケースは昼間にちょくちょく体験している。
ただ、昨年骨折なんかもあったわけで、安全性を意識するには越したことはない。
じゃ、昨年のうちにリアライトつけとけよっていう話ではあるけれど。
フロントと同じくBlinderシリーズだが、こちらのほうが小さくBlinder MINIという。
照射角は3パターンで、これは中間にあたる90度。
見た目は小さいが、必要充分な、充分過ぎるくらいな明るさがある。
こちらも当然USB充電式なので、自転車のために充電するものが増えるのは面倒ではある。
なので頻度を下げるために点滅のエコモードで使用している。
デザインも自転車を邪魔せずポップでいい感じだ。
まとめ
なんやかんやで、すごくしっくりきている。
値段はそこそこするから、コスパが特別いいってこともないけど、いいライトだ。
4000回充電で3日に1回充電するとしたら12000日持つ。ってことは
12000÷365≒33
だいたい33年使える!乗らない日も考えたらだいたい40年!
というわけでデザインが気に入らなくなる、壊れる、紛失するってことがなければ、もう交換することはないだろう。
自転車カスタムのまとめ