Nudie Jeansについて

Nudie Jeans(以下ヌーディー)は、スウェーデン発のブランドだ。
Leeのデザイナーが独立し、「キャットウォークから最も離れたブランド」を作った。
nudie jeans

ヌーディージーンズ
これらのプロモーションに使われるジーンズは、ほとんどが売り物ではない。
スタッフが長年穿き、自然に色落ちしていったものなので、同じものは売っていないのだ。

思い出

ぼくはその世界にふたつとないジーンズに憧れ、初めての育てるジーンズとして、ヌーディーを選んだ。
スリムジムというロングセラーモデルだ。
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買ってから6、7年ぐらいだろうか。
かなりボロボロになってしまっているし、破れていないところもふにゃふにゃだ。
だがなんとなく手離せずにいる、そんなジーンズ。詳しくはまた書こうと思う。
バックポケットの流線型ステッチはLeeっぽい。

愛用したくなるサービス

ヌーディーは長く愛用することを強く推奨しているブランドだ。
新宿店にはリペアステーションが併設され、ヌーディーのジーンズならばよほど大掛かりなものでない限り無償でリペアしてくれるらしい。
ラフォーレ原宿店にしか行ったことがないので、いずれぼくのヌーディーを持って行こうかと思っている。

また、ヌーディーのウェブサイトからリペアキットを取り寄せることもできる。
もちろん無料だ。デニム生地数枚、糸や針や充て布がセットになったものを、わざわざスウェーデンから送ってくれる
載せたスリムジムの股のあたりはそれでリペアした。

こんなこともあった。
シンフィンというモデルを買ったあと、他の型もほしいなと思いあまり間を置かずに再び店舗を訪れた際スタッフに言われた。

今新しいのを買ったら、もったいないですよ。この間買ったジーンズが綺麗に色落ちした頃、また買ってください

こんなに売る気がないスタッフはどうなのか?
しかしジーンズへの情熱は本物だ。粋ってやつ。

スタッフたちの穿き込んだ自分だけのジーンズを店に飾ったり、そのときもうラインナップにない古いジーンズを穿いていたりする。
ユニクロとは違うのだ。当たり前だけど。

まとめ

ぼくが知った頃には16000円程度だったヌーディーのジーンズも、今ではレギュラーラインで2万円ほど、セルビッジモデルだと3万円ほどだ。少し高い。
それでもぼくの気になるジーンズというと、A.P.C.とヌーディーが未だに二大巨塔だ。

ちなみにデザイナーのマリアは、ラフォーレ原宿にやってきたとき10年洗っていないシンフィンを穿いていたらしい。