TIMBUK2 カタパルトについて

最近自転車に乗る際に愛用している、ティンバック2のカタパルト。
timbuk2 カタパルト
かなり小さなメッセンジャーバッグ
スポーツタイプの自転車に乗る人は、バッグは大きく分けてリュック派かメッセンジャー派かに分かれる。
ピタピタのサイクルジャージを着てるローディーなんかは、バッグなんて持たないのかもしれないけども、タウンユースとして自転車に乗ってる人は、ね。

以前にもちらっと書いたけど、ぼくがメッセンジャーバッグが好きなのは非常に機能的だから。
カタパルトはサイズは小さいけど、メッセンジャーバッグに必要なほぼ全ての機能を網羅していて、財布や携帯や最低限のものを持ち歩くのにとても便利だ。

追記:2017/02/11 現行版は微妙に仕様が変わっている。

内側はこんな感じ。
f:id:gssmboy:20151029220655j:plain

f:id:gssmboy:20151029222148j:plain
収納がたくさんあるし、タブレット端末を入れる起毛素材のポケットもある(赤い部分。使ってないけど)。

画像は手帳、文庫本、財布、パッカブルパーカ、顔を拭くやつ、たばこ、ライター、携帯灰皿、ティッシュ、を入れた状態で、まだまだ入るけどかなりバッグ自体が膨れる。
適度な収納でいうと、これくらい。

ストラップは、ティンバック2のおなじみのカムバックル。
f:id:gssmboy:20151029222209j:plain

f:id:gssmboy:20151029222235j:plain
何それという人のために。
斜めがけのバッグって前傾姿勢で自転車に乗るとするすると前に下りてきてしまい邪魔だから、ストラップをぎゅっと絞って短くして密着させる。
で、それだと荷物を取り出すときに取り出しにくいから、ストラップを緩めたり締めたりを素早く行える機能がメッセンジャーバッグにはついている(見た目だけメッセンジャーバッグっぽいけど、こういう機能がついてないなんちゃってメッセンジャーバッグも多々ある)。

配達物を入れ、届ける。
という本物のメッセンジャーのために考えられたディテールだ。

バックルの使い心地

ティンバック2のはモリーアジャスト機能がついているというタイプで、バックルを外さなくても、この裏側の……このパーツなんて呼べばいいんだろう?
f:id:gssmboy:20151029222257j:plain
これを外したりハメたりすることで、一度ちょうどいい位置に決めたバックルのまま、緩めたり締めたり出来る。
これ結構便利。
構造伝わってるか不安だわ。

クロスストラップもついている。
f:id:gssmboy:20151029222320j:plain
クロスストラップとは、ティンバック2によるとこう。
f:id:gssmboy:20151029222426j:plain
when riding your bike or running for the bus
チャリに乗るか、バスに乗るために走るときに使うものらしい。なんじゃそら。アメリカンジョークなのかな。
要するに、ストラップを短く締めて、さらに固定する補助的なアナザーストラップである。

前にくるっとまわって落ちて着て邪魔にならないようにね。

いい点悪い点

これは完全防水ではないけど、一応防水ではあるので、多少雨が降ったくらいでは中身はへっちゃら
この辺もメッセンジャーバッグの要素の一つ。

バリスティックナイロンをつかった表は値段からは想像できないくらいタフ。
防弾チョッキに使われる素材なのだ。

今までほかのメーカーだとCrumpler、Chromeメッセンジャーバッグを使っていたんだけど、今はこれがかなり気に入っている。
なるとのようなマークも愛らしい。

気に入らないというほどでもないけど、あえて難点を挙げるならばプラスチックのバックルがややチープなところか。
これはグレーだからそう思うのかもしれない。
カラーリングによっては黒だったりする。

金属製バックルは格好良いのだけど重くなるのよね。
Chromeがそれ。

まとめ

何よりメッセンジャーバッグって自転車乗りならではの文化という感じで、ぐっとくる。

機能をともなった美しさ

見た目だけそれっぽい、なんちゃってメッセンジャーバッグとは一線を画した本気が、TIMBUK2には宿っているのだ。