これは小さめメッセンジャーバッグの終着点だと思う。
経験上(体型にも随分左右される部分だが)大きなメッセンジャーバッグというのは、格好良い反面かなり疲れる。
リュック、小さめメッセンジャーの二段構えでほぼ無欠無敵。
TIMBUK2のカタパルトについてはこちら
ちなみに今回、タイトルがこれと似ているが、微妙にニュアンスを変えている。
Tシャツ編は買ったものをレビューしているのに対し、本エントリはどれも買ったわけではなく買うのを迷っているという内容だからである。
一応店頭であれこれ見たり聞いたりはしているけどね。
だから、実際に使った人のレビューからのほうが得るものは多いと思うし、なんならぼくも色んなリュックのユーザーから「これオススメ!」って話を聞きたいくらいだ。
ぼくが求めている条件
・25L~30L程度の容量
・サイクルジャージ着ないと似合わないような本格的自転車仕様でなくていい。というか、デザイン的に使いづらいので、むしろNG。
タウンユースに馴染むが、アウトドア仕様も垣間見えるようなもの
・形はシンプルなティアドロップ、ないしはそれに近いもの
・サイドポケット(ドリンクホルダー)がある
・たばことか、細々したものを、両肩から下ろさず、片方の肩に掛けたままストレスなく取り出せる収納andジップ配置
・ちゃちな生地じゃない
細かいことを言えばもっと色々要望はあったのだが、大まかに言えばこんな感じのものを探していた。
しかしなかなかどうして、これに近いものが見つからない。スペックとしては近くても、デザインが嫌いだったり。
候補のリュックいろいろ
THE NORTH FACE / ホットショットCL
【NEW ARRIVAL】HOT SHOT CL | + 松山店 | GOLDWIN BLOG PORTAL [ゴールドウイン ブログ ポータル]
第一候補にあったのは、ド定番のTHE NORTH FACE ホットショットCL。
色々見たり調べたりして感じたけど、THE NORTH FACEはコスパがいいと思う。
タウンユースと本格ディテールの美味しいとこどりみたいな商品も多いし。ユーザーが多いのも納得できる。
THE NORTH FACE / シングルショット
バックパック(シングルショット) | ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE) | ファッション通販 マルイウェブチャネル[WW628-365-27-01]
同じくTHE NORTH FACE、シングルショット。
先のホットショットより小振りだが、縦ジップのついたポケットが前面に2つ。しかもそれぞれ別のポケットで、繋がってない。
両肩からおろさず、片方の肩にかけて横着に荷物をあさる場面がある。
この時、横向きについているジップって片手で操作しづらい。
なので、縦ジップはポイント高い。
ただ容量が理想より少なく、小さめなサイズ感がぼくの体格ではちょっとアンバランスに感じた。
ホットショットのサイズでこの仕様ならかなりピッタリだったのだけれど。
Karrimor / イクリプス27
これは、ぼくの要求をほぼ満たすものだった。
イクリプス27はプロというラインもあり、それはライナー(内側の生地)が明るい色に切り替えられていて、視認性がいいのもよかった。
リュックの底の方って、よく見えないことが多いから。
形がやや丸っこいところがタウンユースっぽくはないが、カラーリングがシックなので相殺かな。
GREGORY / デイパック
ここに挙げたもので唯一サイドポケットがついていない。
デザイン的には一番好みで、26リットルのサイズ感もちょうどいい。
縦でも横でもなく、斜めに切られた前面ジップポケット。
これは下ろしても片肩掛け(いい表現はないものか?)してても使いやすそう。
でもサイズポケットあったほうがなー。常にペットボトル持ってるから。
ARC'TERYX / アロー22
アークテリクス アロー22を持って出かけよう!~アウトドアでもタウンユースでも使えるおしゃれリュック~ - あっちゃんの うちキャン
大学生がこぞって持っている例のアレ。
ここで挙げたものの中では唯一止水ジップを使っていたり、アウトドアブランドの本領発揮といったところ。
容量が少ない、底が斜めに切られているから自立しない、などの欠点もあるが、見た目が格好いいとは思う。
量産型だとしても。
まとめ
収納力、利便性、デザイン、背負い心地……全てが100点のリュックなどないのかもしれない。
逆に、使い始めてから気づく魅力や愛着もあるのかもしれない。
特に背負い心地に関しては、ファッション誌ではほとんど触れられていない気がする。現場でしか分からない。
けれど、各ブランド(特にアウトドアブランド)が力を入れる部分のひとつは間違いなくそこ。
Beginとか、ガジェット系の雑誌なら書いてたりするけどね。
そんなこんなで、どれにしようかと試着を繰り返すのであった。
To Be Continued...