流行との距離感について

ファッションで今流行しているもの

ぱっと思いつくのは

adidas スーパースター、スタンスミス
・無地Tシャツ
・ボタニカル柄の短パン
・ストリートブランドのキレイめな着こなし

こんな感じだろうか。流行をあまりフォローしてないので自信がない。
ただトレンドの印象的にはかなりシンプル指向
詳しいことはわからないが、業界の仕掛け的にはのちのちまた派手なものが推されるのだろう。

スーパースターやスタンスミス、無地Tに関してはベーシックなものだと思うが、そこらへんはadidasなんかの再ブランディングの上手さだ。
ぼくの世代からすると服に興味のあった奴もない奴も一回くらいは買ってるくらい、普通というか、定番なものだった。今の10代なんかはまた違うのか、気になるところ。

流行は無視できない

さて流行のものというのは好むと好まざると関わらずぼくたちの視野に入ってくる。
別に流行りのものを取り入れようと思っていないぼくですら、adidasの流行っぷりは知っているわけだ。
こういう目立ったものを除いても、何かしらの仕掛け人がいるからこそ存在を知ることは、無意識レベルで常にあるに違いない。

そもそも、なんのプロモーションもない商品なんか、たぶん買わない。たまたま店頭で見つけて知らないメーカー知らないブランドだけどまあ買ってみるかということはなくもないが、そこそこ値段のするもの長く使うものを購入する際、ぼくたちはそのメーカーブランドのサイトや、ネットのレビューを見たりする。
まるで知識にないものを購入にいたる人はあまりいないはずだ。もしくは、詐欺被害にものすごいあいやすい体質か。

結果的に流行りというのはみんなが認めたもの、ということになる。
その中には「これ買っとけばとりあえず馬鹿にはされない」という大学デビュー的な選択の仕方もあるとは思うが、母体数から言えば多くの人が支持している。

流行に乗らない俺カッケー

流行しているから、避ける。
というのは、
流行しているから、買う。
というのとほぼ同じ感覚だ。
無意識レベルで刷り込まれている知識を避けようとするのは、不可能。流行っているからこそ知れた良品というものが確実にあるし、それに首を振るのもただただ先の大学デビュー的発想で身の回りを充実させていくのも、どちらもナンセンス。
もちろんファッションだけの話じゃない。

いいものはいい、悪いものは悪い。
それを決めるのは流行ではなく自分だ。

まとめ

スーパースターも、スタンスミスもいい。
無地Tシャツも、いい。
シンプルの極地が流行してしまうと、元からいわゆる「ノームコア」だった人たちが流行に踊っているように見えてしまうのは……
「いや本当、前からこんな感じだったんだぜ?」風を吹かせるのも「売れる前からあのバンド聴いてました」アピールみたいだし……

まあなんとなく、流行でやってる人、審美眼をもってる人、区別できるんだけどね。雰囲気で。