チープな腕時計について
腕時計というのは不思議な世界だな、と思う。
時間がわかる、という機能はどれも共通。
ストップウォッチ、アラーム、タイドグラフ……などなど機能がついていたりするが、基本的には時間がわかれば時計は時計。
そこに上を見たらきりがないほどの高級品があり、しかも高級品ほど精度にブレのある自動巻きだったりする(精度のよくないはずの自動巻きなのに精度がよいから高級だ、ともいう)。
何百万円もする時計の価値は正直よくわからない。
そこまでいくと、実用的かどうかより、趣味、ステータスなのだろうか。なのだろう。と断定もできない、よくわからない世界だ。
貧乏性なだけかもしれない
二十歳になったときにロレックスのデイデイトをもらったのだが、つけるタイミングがわからずに一切使っていない。
もういい大人なんだし時計にもこだわるべきか……とも思うけどさ。
気を遣いながら身につけるものってのは、どうも好きではない。
やっぱり普段使いには、気軽なものがいいな、と思う。
チープでしっかり者の王様にG-SHOCKがいて、ぼくは子供の頃からG-SHOCKユーザーで、今も変わらずに好きだ。
が、最近、おもちゃのような時計でも面白いものがあるなと気付き、紹介したい。
駄菓子感覚で購入
これはTwitterでうっすら話題になってたのでゲットした、ダイソーのスマートウォッチ風のやつ。
ぶっちゃけ出オチだ。
iWatchゲットしたよ~からの
時間を見るためにわざわざボタンを押さねばならず、しかも変なアニメーションをしてから表示するため、片手が塞がってたりチャリに乗ってる時はだるい。
が、なんとなくそのだるさが愛らしい。
カラバリが、4色あって、白はかなりapple感があった。
シリコンバンドの質感も悪くなく、安っぽいながらも108円でこんなもの作れるんだなあと感心する。
ダイバー崩れ
これは結構由緒正しい時計で、Q&Qというシチズンのセカンドライン?みたいなところが作っている。
樹脂製と謳ってるものの要するにプラケースにラバーバンドのダイバーズ風デザインで、実際ベゼルは回らない。
しかし10気圧防水なので普通に泳いでも大丈夫。
こちらもQ&Q。
さっきのと変わらない値段なのにアップデートされていて、まずベゼルが回る上に逆回転防止という、ダイバーズ仕様なのだ。
さらにさっきのにはなかった蓄光塗料が使われ暗くても見える。ギリギリだけど。
裏蓋もプラスチックからステンレスになっていて、しっかりした感じがする。
防水ダイバーズ仕様でシチズンのクオーツ、これで1000円~2000円なのであります。
すごくない?しかも多分絶対被らない。
人気ないから。
まあ実際ダイビングというレベルで使ったら壊れるけども、10気圧もあれば丘ダイバーには充分でしょう。
似たようなルックスだけどもし買われる方がいたら圧倒的に回転ベゼルモデルをおすすめする。
カラバリもけっこう多いんだけどいかんせん売ってない。
ぼくはドンキで見つけた。