Spotifyプレイリスト "A NEW MORNING"について
ただ、一つ言えること。
Spotifyがなかったら知らないままだった音楽はたくさんある。
使いだしてからの歴は短いけれど、かなり恩恵を享受している気はする。
- A NEW MORNING
- Tall Heights - Not Like It Was
- Phoenix - Lisztomania
- Vampire Weekend - Diane Young
- San Holo - worthy
- Wild Rivers - Wandering Child
- Julian Casablancas - Out Of The Blue
- Tom Petty And The Heartbreakers - American Girl
- Oh Wonder - Drive
- JUDY AND MARY - BATHROOM
- BimBamBoom - Keeping It Hustle
- pH-1 - Expensive
- ジェイク・シマブクロ - The Greatest Day
- Tennis - Born To Be Needed
- Chance The Rapper - Blessings
- Steve Miller Band - Jet Airliner
- Bombay Bicycle Club - Always Like This
- The Beatles - Here, Thesr And Everywhere
- never young beach - SURELY
- Chvrches - Get Out
- Ra Ra Riot - Dying Is Fine
- まとめ
A NEW MORNING
朝に合う曲を集めた。
朝と一口に言ってもいろいろあって、休日のぼんやりした感じ、これからスイッチを入れ学校やオフィスへ向かう感じ、そんなムードを一緒くたにして、朝を始めるようなプレイリストだ。
ギヤ全開でいくぜ! みたいなのではなくて、緩やかに、穏やかに、ちょっとハッピーに。
Tall Heights - Not Like It Was
ゴスペルのような荘厳な雰囲気。
ちょっとビートルズっぽさもあるかな?
プレイリストの始まりにふさわしい、すがすがしさに満ちた曲。
たぶんSpotifyのシャッフル再生で出会って、調べたけど日本ではあんまり有名じゃないのか情報がほとんどなかった。
Phoenix - Lisztomania
朝の雰囲気が似合うバンド第一位に決定しました(GSSMBOY調べ)。
歌詞は理解しようと思ったけど難解、とりあえず語感のいいフレーズが並ぶ。
like a riot like a riot oh! とかすごい耳に残る。
一応タイトルの意味は音楽家であるリストの熱狂的なマニア、つまりリストメイニアのことらしい。
Vampire Weekend - Diane Young
ヴァンパイア・ウィークエンドがロックンロールをやるとこうなる。
ロックンロールを下敷きにしているものの全くオールドスクールな雰囲気ではなく、現代の音になっているのがすごい。
San Holo - worthy
オランダのDJ、サン・ホロ。
トラップとかダブステップの流れを汲んだ音なんだけど、ギターの音とかは生楽器っぽくて、それらがかみ合って幻想的なムードを生み出している。
ちょっと調べたところDJになる前はギターをやっていたらしいから、これも自分で弾いているのかな。
Wild Rivers - Wandering Child
冬の朝、熱すぎるコーヒーを吹いて冷ましながら聴きたいね。
ふだん聴いているのはロックが多いけれど、ロックばっかり聴いていると耳も精神も疲れるから、こういうカントリーな曲はいい。
男女のツインボーカルってロマンがあると思う。
Julian Casablancas - Out Of The Blue
自転車をこぎたくなる曲(自転車に乗りながらイヤホンをしてはいけないよ)。
晴れた日の坂道を下っていくような、そんな情景が浮かぶ。
ストロークスのボーカルのソロプロジェクトなんだけれど、ストロークスとは違ったちょっとレトロ感のあるポップナンバー。
Tom Petty And The Heartbreakers - American Girl
もろにアメリカ! って感じ。
なんだろうな、アメリカのバンドの音ってあるよな。まあ日本とかイギリスもなんとなく空気感があるから同じか。
このカラっとした能天気さというか、こういうのに救われる朝もある。
サビで入るコーラスの女声make it last all night! が好き。
Oh Wonder - Drive
ストリーミングで7700万再生されているという男女デュオ。
うち5000万回はSpotifyだってさ。そりゃぼくの耳にも届くわけだわ。
メインストリームはやっぱりロックだったりヒップホップだったりアイコニックなものが並ぶんだけれど、今の時代にはこういう「ジャンルの枠は特に気にせず、いい音楽を作りたい」みたいなミュージシャンもしっかり爪痕を残していける時代になっている、と思う。
JUDY AND MARY - BATHROOM
安定の元気印。
ちょっと専門的な話になるけれどギターでハーフトーンと呼ばれるものがあって、ネック側、真ん中、ブリッジ側とみっつのピックアップがある場合、ネックと真ん中の真ん中とか、真ん中とブリッジ側の真ん中(わかりにくいけどわかるよな)から拾って音を出すのを指す。
TAKUYAはハーフトーンの使い方が上手。
ぼくはあんまりハーフトーンって好きじゃないんだけれど、TAKUYAのギターを聴いていると「ああこういう風に使うのか」と感心する。
BimBamBoom - Keeping It Hustle
今一番注目している女性5人組。
基本インストファンクバンドなんだけれど、曲中たまにみんなで歌うのね。
ファンクだとソウルフルに歌もやりそうなものなんだけれど、このバンドはそこがゆるくって、パフィーみたいな感じでだらだら歌ってる。
女性がやってるってのもあってかっこいいのにキュートっていう、一つのスタイルが生まれてる。
の、中でもクールな方に振った曲がこれ。
pH-1 - Expensive
韓国のラッパー。
韓国語とロックはあまり親和性が高くないと感じる。言葉だけ浮いちゃってるように聞こえる。
ラップにおいてはほとんど違和感を感じない。
っていうか、なんなら日本語よりも合ってると思う。
チャンス・ザ・ラッパーからの影響なのか、ゴスペルライクなトラックでラップしてる。
このスタイルに弱いのかもしれない。
ジェイク・シマブクロ - The Greatest Day
まだ暗い中、朝日が昇り始める瞬間のような曲。
ハワイのジミヘンという異名は伊達じゃない。
っていうか、ウクレレ、この曲だとほとんどギターみたいに聴こえる。
Tennis - Born To Be Needed
最近のお気に入り、レトロポップなテニス。
都市群を闊歩するイメージ。
もっと言うと、通勤しているビジネスマンたちと逆行して平日のオフにビルを脇目に闊歩してるような感じ。
Chance The Rapper - Blessings
音数の少ないアンサンブルとフィーチャーされた女性ボーカルが印象的。
穏やかな午前、まだ寝ていたいような、早く起きて何かしたいような、そんな浮遊感がある。
Steve Miller Band - Jet Airliner
これももろにアメリカの音だね。
イントロからバキバキのロックが始まるような雰囲気、でも歌が始まるとめっちゃカントリーっていう。
フルハウスとかで観ていた平和な家庭の朝みたいな。
色々あるけれど、まあ結局元気です、みたいな。わかる?
Bombay Bicycle Club - Always Like This
ジャンルに括りにくいけど、まあインディーロックって感じかな。
Aメロが終わった後に急にぱっと視界が開けるみたいな感じが目覚めにシンクロする。
The Beatles - Here, Thesr And Everywhere
ビートルズ中期バラード。
休日ののんびりした朝にぴったりなラブソング。
never young beach - SURELY
著しく売れかけているネバヤン。
めちゃくちゃどうでもいいけど、キーが低いのでカラオケで歌いやすくてよろしい。
Chvrches - Get Out
フジロックでのライブもすばらしかったチャーチズ。観たの配信だけど。
これはヒットシングルのスポティファイ限定バージョンでバラードっぽいアレンジになっている。
オリジナルより好きかもしれない。
Ra Ra Riot - Dying Is Fine
ストリングスの繊細さとメロディの躍動感が調和して、とてもいい。
タイトルは「死にゆくことは素晴らしい」なんだけれど、多分内容は生きることの賛歌で、そのギャップも美しいと思う。