ぼくのセルフカット暦は長い。
毎回美容室に行くたびに「いやちょっと思ってたのと違うんだよなあ……」と思いながら数千円を支払うのに嫌気が差し、ついに美容室に行かなくなった。
今後もよほどのことがないと行かないと思う。
きのう、久々に髪を切ったのでセルフカットの方法を紹介しようと思う。
用意するもの
・バリカン
・ハサミ
・梳きバサミ
・失敗してもめげない心
・多少のミスは失敗と認めない心
やりたい髪型によっては、梳きバサミだけでもいいかもしれない。もしくはバリカンだけでも。真の猛者はめげない心だけを用意するという。
ぼくは毎度ツーブロックに思い切り刈り上げているのでこのラインナップ。
今回のヘアスタイルのオーダー
これが
こう伸びていた。
ちょっとわかりにくいので絵で説明すると
わかりやすい!
最終的なイメージは
しかしあくまでイメージである。
ぼくくらいのベテランになると、いちいちこんな感じとか見ながら切らないのだ。
セルフカット開始
バリカン編
がっつりツーブロックじゃない人にはあまり参考にならないかもしれない。というのを初めに断っておく。
あくまでぼくのやり方ね。
1.こめかみの上の、髪の生え際が曲がるところにそって、頭頂部までしっかりとラインがまっすぐになるように髪を分ける。
耳側の方はバリカンでぶいーん。さらば髪。
2.逆側もぶいーん。
3.さて後ろだが、これはもうなんとなくいくしかない。
ある程度髪を残してやるより、後ろはほぼ全部刈り取ってしまうほうが簡単なのでぼくはそうしている。
こういう感じで。もうなんとなく、思い切り良く後ろはさようなら。ぶいーん。
ちなみに美容室やバーバーだと刈っている部分を徐々に長さを変えグラデーションを作ったりするが、セルフじゃ無理。
諦めて6mmでぶいーん。厳密に言うと無理ではないが面倒くさい。
ハサミ編
1.大体どれくらいの長さにしたいか、イメージする。それより少し長めに、前髪以外全体的に普通のハサミで切る。
慣れていない人は加減が分からず、難しいかもしれない。その場合は全部梳きバサミでやれば一気にざっくり行くことがないのでそれでもオーケー。
コツとしてはパート分けしてやること。
頭頂部はこれくらい、前髪はこれくらい、中間部はこれくらい。みたいにね。
左右と後ろは丸刈りなのでぼくは無視。
2.前髪は下ろした状態でタテにハサミを入れていく。
理由は知らんけどセオリーがそうらしい。横に入れるとパッツンになりかねないからね。
微調整は梳きバサミで。
ポイント
思っているより思いっきり梳いていい
オールバックや前髪をアップにして流すようなツーブロックをやる場合、ぼくが例に挙げたような白人男性と違い日本人は髪が太くて硬い。
なので、同じようなイメージでやっても膨らみすぎてしまい
こんなもふもふした感じになってしまう。
こういうのが好きな人はそれでいいが、基本的には量を思い切り減らしたほうがうまくいくと思う。
一気に片をつけない
意外と自分で髪を切るのは疲れるので、最後のほう投げやりになってきたりする。
エイっと思い切りの良さが功を奏することもあるが、「とりあえず今日はここまでにして、明日は帽子被ろう。細かいところはまた明日」という気持ちも大事である。
セットでごまかそう
なんか失敗したような感じでも、ちゃんとブローして整髪料をつけてやればそれっぽくなるものである。
顔が堂々としていれば多少のミスは「あえてやってる」ことに周りがしてくれる。
耳の中を洗おう
耳の中に細かい毛が溜まっていてあとで服の中に入るとちくちくするぞ。
今回の完成図
ひさびさに短めに切ったのでさっぱりしていい。
切る前は後ろに流さなければ前髪鼻の下まであったからね。
完成図と書いたけど実はまだ頭頂部から後ろにかけて違和感があるので微調整するとこ、9割は終わったけど。
今回は70点ってところかな。イメージ写真にはあんまり似なかった。
まとめ
下手な美容室に行くより自分で切るほうが納得がいく(諦めもつく)。