CORBO. SLATE 折財布について

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財布を新調した。

先日、Twitterで使っている財布は二つ折か、三つ折か、長財布ならば折り畳むものか、ジップつきのものか、というアンケートをとった。
サンプルが少ないし投票者が男性か女性かわからない(しかしぼくのフォロワーのほとんどは男性だ)から参考程度という感じだが、圧倒的に二つ折ユーザーが多かった。

ぼくもその一人である。

財布に求めていたもの

アンケートはとったが、どの形がベスト、ということはないだろう。
その人によって、ベストの財布は変わるものだ。素材もしかり。

ぼくが探していたのは
経年変化の楽しめる革製
二つ折
ざっくり言えばこの二点を満たすもの。

経年変化は、言わずもがな。
コードバン(ランドセルを想像していただきたい)の財布なんかも格好いいとは思うのだが、どうしても新品状態が一番綺麗な状態というのは、性格的に好きではない。

今まで所有していた中で一番気に入っていたのは、ホワイトハウスコックスの定番三つ折財布だ。
ブライドルレザーの光沢は上品だけれど、サイズ感的にはケツポケットにワイルドに突っ込んでも収まりがよく、なかなか優等生だった。
落としたけど。

今はコンビニでの買い物とかちょっとしたものには

これで賄っているから、基本的にメイン財布はかばんの中に入れたまま。なので、コンパクトでかさばらないほうがありがたかった。

あとは、ぼくのよく読むジーンズ好きの方のブログで使用されていたのにも影響を受けた。

そんなわけで、CORBO.。

コルボのスレート折財布

corbo.のスレート二つ折財布
corbo.の中にもいくつかシリーズがあり、これはslateというものだ。
オンラインショップでは二つ折財布ではなく、折財布というネーミングで表記されている。

サイズは、一般的な二つ折財布より気持ち大きいかな、という印象。
新品状態の革はマットな質感。

無印良品のヌメ革と比較してみるとこんな感じ。
コルボと無印の財布の比較
カラー違いだが、拾ってきた参考画像。このような変化を遂げていく革らしい。
コルボのスレート財布の経年変化
写真のクオリティって大事だよな。

イタリアンオイルレザー(バケッタ製法によるベジタブルタンニン鞣)

イタリアの伝統製法、バケッタ製法でベジタブルタンニンと天然素材で鞣された皮革を使用しています。腰も味もオイル感も絶妙で、なによりもこの皮革の表情の変化は皮革らしい深みをもっています。使い始めて
すぐに実感できるほど艶がでやすく色も深みを増していきます。
SLATE | CORBO. コルボ オフィシャルサイト

イタリアのタンナー、バダラッシカルロ社のミネルバリスシオの皮革を使用している模様。
made in Japanで仕立てている。

内側

コルボの二つ折財布の内側
カード室は4つ
この裏に1つ、小銭入れ裏に2つ更に収納スペースがある。

小銭入れ

小銭入れが横向きについているのが特徴的だ。
これが使いやすいか使いにくいかは、暫くしないとわからない。

スナップボタンのアタリが強く出てくると、いい味になるのではないかと思う。
コルボのスレート二つ折財布の小銭入れ内部
内側はスウェードのような生地で、高級感がある。

札室

CORBO.のスレート二つ折財布の札室
札室は仕切りで2つに分かれている。
こちらも内側は小銭入れ部と同じ生地。

コバ

corbo.のslate二つ折財布のコバ

corbo.のslate二つ折財布のコバ
コバの処理は価格帯の割には悪くはない。ワイルドスワンズなどと比較すると見劣りするかもしれない。
しかし革のほどよい厚みが男っぽい感じで、いい。

ステッチ

コルボのスレート二つ折財布のステッチ
ステッチは二重になっていて、それぞれピッチが違う。

これは強度を持たせる意味とデザイン的な意味と両方担っているらしい。
機能性を伴った外観というのは美しいものだ。

まとめ

ここまで書いてきて気付かれてないと思うが、この財布の色はネイビーである。
かなり黒に近く、明るい場所でネイビーかな?と感じるくらいの濃い色。

どんな変化をするのか、これも追って書いていく予定。使用感とあわせて。

スレートは使われてから完成すると言っても良いと思います。意図的にホックのアタリをだしたり、ステッチの色を濃くしたり、薄くしたり使われてからの配慮を施しています。
細工のアタリやカード、小銭のアタリまで楽しんでください。
SLATE | CORBO. コルボ オフィシャルサイト

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