スニーカー自体は相変わらず好きなんだけれど、「まあ俺にはコルテッツがあるからな」みたいな感じで、購入までなかなか至らない。
なかなか至らないというか、コルテッツiD以来、実際何も買ってない。
ぼくのコルテッツiDについてはこの辺を読むと大体わかる。
はじめに
ナイキiDというのはそもそもが世界にひとつ(厳密に言えば、あまたの選択肢の中からまったく同じ組み合わせを選ぶ誰かが、世界のどこかにいるかもしれないが)というコンセプトのもと成り立っている。
だから、完成時点で、それはもう既にスペシャルでワン・アンド・オンリーなのである。
だが。
例えば色落ちしたジーンズというのは同じものが二つとないけれど、さらにスレーキに落書きしてみたり洗濯過程を記録してみたり、バックポケットにペンキを塗ったり……
オリジナルをさらにオリジナルに、という意識がどこかに常にあるのかもしれない。
そんなわけで、スペシャルなコルテッツiDをさらにスペシャルにするために、シューレースを交換することにした。
なんとなくシューレースと書いているが、普段口頭では紐と言っている。
GETABACOについて
シューレースを専門に作っているメーカーないしブランドというのが一体どれくらいあるのかわからないが、ぼくがなんとなく知っていたのがKIXSIXとGETABACOだった。
GETABACO、げたばこ。
名前がもうなんだか、味わい深いじゃん?
「スニーカーって割とストリートなイメージですけど、そういったテイストにしたら偏っちゃうというか…スニーカーはストリートの人だけのものではないですから。スニーカーを履いている人みんなに使って欲しいので、ストリートテイストになり過ぎず、ゆる過ぎないものにしたかったので。ステッカーに書いてあるGOOD DAY GOOD SHOEがブランドコンセプトですね。スニーカーが好きな人の為のブランドなんです。」
これはGETABACOの代表の言葉。
感じたことのある人も多いと思うんだけれど、スニーカーショップの店員ってすかしてる奴も多い。商売する気あるんですか? みたいな。
そういうのめちゃくちゃ嫌いだしダサいから、こういうピースな空気感は素晴らしいと思う。
いざ交換
今回購入したのはコットンレース リフレクトというもののナチュラルカラー。いわゆる生成り。
このタグはステッカーになっている。
どこかに貼りたいのだが、どこがいいだろう。
交換するにあたり懸念があったのは、コルテッツiDのアッパーの色がグレーとベージュの間のようなペールトーンで、合う紐の色が限られるのではないか? ということ。
まあいい。どうせ、失敗しても他のスニーカーに流用できるし、そもそも気軽な値段だ。
まず片足だけ替えてみる
若干、紐だけ色のトーンが違うな。全体になじみ切っていないような気もする。
うーん?
リフレクターの話
紐にリフレクターが編まれているので、フラッシュを使って写真を撮るとこうなる。
夜間の自転車向きだと思ってこれを選んだ。
生成りか白か
話を戻そう。
元々のブルーの紐の逆を行くならば、いっそ真っ白の紐の方が合うのだろうか? と疑問がわく。
ていうか、白い紐が合わないスニーカーって、なかなかないか。
実験せねばなるまい、と、別のiDでないコルテッツの白い紐を外してこっちにつけてみる。
まあ、白でも悪くないな。
向かって左がGETABACO、右が持ってたコルテッツの白いやつ。
悪くないが、「じゃあこの白い紐、あっちのコルテッツから外してこっちに使おう」っていうのはやっぱり駄目だ。
なんでかと言えばスペシャルじゃないからだ。間に合わせでやったみたいな感じになっては、今回の骨幹がブレる。
もし白にするならば、既に使って汚れたやつじゃなく、新品のを買ってやりたいしな。
さてどうっすかな……
交換終了
少し考え、紐も汚れてきたら馴染むんじゃないだろうか、ということでせっかく買ったしGETABACOのほうに両足とも交換。
しばらくこれでいくか!
まとめ
シューレースは手軽な値段だし、気分転換になるからまたそのうち変えるような気がする。
だから『GETABACO COTTON LACE REFLECTについて』ってタイトルをやめて、他にも出てきそうな『〇〇編』にした。
先端にメタルのチップがついたレースとか、ロープレースとか、少し細いレースとか、試してみたいのは色々ある。