A.P.C. PETIT STANDARD 思い出

去年の二月から、今年の四月頃までA.P.C.のPETIT STANDARDをひたすら穿いていた。
プチスタンダード、以下プチスタ。

プチスタの歩み

apcプチスタンダード
これは買ったばかりの頃だが、28インチがゆるく、ちょっとミスだった。
シルエット的には綺麗なのだがウエストが余るのが嫌で、翌日には乾燥機に突っ込み、縮めるのを試みた。
あまり初心者にはおすすめできない荒療治だ。

apc petit standard
夕方の写真で色味がうまく再現できていないが、記憶によると3ヶ月弱で洗うこととなった。
完全に予定になかった早めの洗濯。

左膝を見ていただければわかるように、破いた。破いたというか穴があいた
プチスタでスケートボードに乗っていて女子高生の目の前で転倒し、アスファルトに思い切り擦った。痛みより穴でちょっと泣いた。
穿きこんだジーンズは膝がでているから、そのままリペアすると洗って縮んだ時にあて布がたわんでしまう。そのため泣く泣く洗ったのだ。

apc プチスタ
2回か3回目の洗濯を経て。
洗濯の頻度はなかなか高かったが、穴をあけたことによって「まあ、適当でいいや」というやや捨て鉢な気持ちがあった。
エストはベルトがないと穿けないくらいだぶだぶになっていた。

プチスタンダード
まる一年くらい。
前回からここに至る間にスケートでクラッシュアゲインしてわかりにくいが前の部分のさらに上のあたりをリペアしている。泣いた。
こうしてみるとA.P.C.は色落ちの速度はかなり速いと言える。

リペア部分裏
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100均一で買ってきた布をアイロンシートで貼り、適当に縫い付けただけ。

終わりに

はじめに乾燥機にかけたからか、全体的にパッカリングや裾のうねうねがでて、そこらへんはヴィンテージジーンズのような風合いが出た。

ちなみにこのプチスタは今手元にない。
サイズをミスしたのと、いい加減ボロボロになったので、バトラープログラムで引き取ってもらった。名残惜しさもあって割と悩んだ。
バトラープログラムとはA.P.C.に穿きこんだジーンズを持って行くと、新品を半額で買えるというシステムだ。
引き取られたジーンズはリペアを施され、3万円で売られる(!)。
バトラープログラムについてはこちら


このぶかぶかのプチスタが最近懐かしくもある。
どこかで誰かが穿いているのだろうか。