もう少し洗わずに穿くつもりだったが、結果から言えばタイミング的によかったと思う。
最後に洗ってから3ヶ月強、初洗いではないしそんなに我慢して穿く時期でもないかなって。
まあ、毎度何かしらの理由をつけながら洗うわけである。
先日のエントリ
どんな生地をあててリペアするか
穴のリペアをする際にいつも迷うのが、あて布の種類。
プチスタンダードを穿いていた頃、なかなか早い段階で膝を破いた。それをあて布して縫ってリペアしたのだが、タイトなジーンズのあて布って表から見て少し盛り上がるというか。
あて布してますってのが浮き出る感じが嫌なのだ。仕方のないことだけれど。
かといって薄すぎる布をあててもリペアの強度的に不安があるし、とにかく、ぼんやりとした葛藤がある。
今回リペアするのは、自転車によりすり減らされたケツ。
かなり落として腰で穿いているため、ゆとりのある部分ではある。
しかしあまり硬い布をあててしまうと、自然なドレープではなくなる。
あて布の選択肢
・デニム生地(穿いてない古着のリーバイスを切って使う)
・ストレッチ性のある薄い生地(100均で買った布。プチスタのリペアに使っていた)
・ヌーディージーンズのリペアキットに付属していた生地(ブラック、濃さの違うインディゴブルー2種)
今回はヌーディージーンズの生地でいくことにする。特に理由はない。縫い糸もリペアキットのインディゴ染めされたもの。以前も使ったやつ。
生地は何色を選んでも特に目に付くような場所ではないけれど、オンスの低いブラックを使う。一番やわらかいので。
リペアの手順
ミシンがあれば多分ベターだが、ぼくは持ってないので手縫い。
まず熱でくっつくシートのりを間に挟んでアイロンがけし、ジーンズとあて布を仮固定。
と、そのようにプチスタのリペアではしていた。
しかしのりは固まると少し硬くなるので、リペアの強度か生地の自然さか、今回は後者を優先しこの行程を省く。
穴の空きそうな箇所より大きめにとったあて布の四辺を縫う。
あまりギリギリの端を縫うとのちのち千切れたりするので余裕をもって。
これだけだと、二枚の生地の隙間がパカパカして気持ちが悪い。エア内蔵状態。
なので、穴の箇所を塗りつぶすようにさらに縫う。表からの図。
おしまい。
縫い跡が目立ちすぎるような感じがするが、これはインディゴ染め糸。糸も色落ちしてだんだんなじむので問題ない。
裏の写真のクロッチ部分あたりが色落ちした状態。
まとめ
そもそも肝心の洗濯による変化については、長くなりすぎたのでまた今度。
今のところリペアが必要なのはここくらいかな。バックポケットの角があたる部分が穴が小さく空いてるけど、致命的なダメージではないのでひとまず放置。
リペアの完成度はまずまずと言っていいだろう。 なぜならぼくはかなり雑だからこれでも上出来なのである。
どうせまた破けてくるしね……