Levi's 501CT (CONE DENIM) 2年経過 9度目の洗濯
それだけの期間このジーンズを穿いていたことに対して実感がない。
気づいたらこうなっていたという感じ。
さらに言うなら、このブログがそんなに長く続いているのもあまり自覚がない。
前回のエントリ
洗濯方法
いつもはジーンズだけ単体で洗うのだが、もう別にいいかなと他の衣類とまとめて洗った(さすがに白い服は入れなかった)。
30リットルの水でエマールを規定量、おいそぎコース。
あまり洗い方にこだわりはない。
写真各種
2年という節目なので、いつもでは記録するまでもないことも書き留めておきたい。
よっていつもより写真多め。
例によって自然光の入る室内での撮影。
臀部
毎日のように自転車に乗っていた結果このザマ。
生地の耐久性に関しては、ある程度のオンスがあっても毎回こうなるので、宿命だと思って受け入れることにしている。
ニューヨークのスケーターたちが
「ファッションに中指を立てるアティチュードでスタートしたシュプリームが、ヴィトンとコラボしてファッションそのものになってしまった。マジで最悪だね」
みたいなことを言っていたらしい。
ストリートカルチャーというのはそもそもがファッション性を先に持ってきた時点でワックなのだ。
見かけだけキメてて中身が伴わない、要するにそれはポーザー。
そういう意味では、ぼくの生活の一部が自転車でありスケートでありそれをストリートと呼ぶのであれば、このケツの破れこそがクール。
と、自分を納得させることができる。のか?
一応リペアはしてあるが、リペアをした箇所もほつれてきているので、まあ気が向いたときに抜本的に手を付けなくてはいけないかもしれない。
でも今のところボロいなりにキープしている。
膝近辺
いつだったか自転車かスケートでコケて入った左の膝のダメージがだんだん広がって、穴になった。
ただ、膝を稼働させたときに支点になる位置からはずれているので、別に早急に直さないといけないという感じではない。
これもまたクールってことでいいだろ。
ハチノスは特にコメントないかな。
耳の側から横にして撮った写真。
耳のうねりはほとんどない。
あのうねりはリジッド状態から急激に縮ませることで、デニム部分と耳の部分の縮率の差が生むものだとぼくは特に根拠もなく考えている。
だから、リンス状態から穿き始めたこの501CTはこうなるのは必然かな。
あのうねりは特に好きでも嫌いでもないので、どうでもいい。
裾
ロールアップの痕跡がケバケバになって現れている。
ロールアップの幅や回数はその日の気分で変えていたので、いろんな箇所に段階的に入った。
初期段階で同じ位置でずっとロールアップしたままにしていると擦り切れると思う。特にリジッドのへヴィオンスのジーンズは。
チェーンステッチのうねりはかわいい。
ベルトループ
早い段階で擦り切れそうになる箇所。
でも思ったより大した変化はない。
革パッチ
穿いている際にはほとんど見えない自己満足ディテールだが、このジーンズのパーツの中では駄目な箇所。
合皮のような質感で、2年も使用しているのに全然いい感じにならない。
ただただ濃かった印字が薄まっていくのを眺めるだけ。
まあ、ここにめちゃくちゃいいレザーを使うことでいくらか値上げされたらそれはそれで嫌な気はするので、値段なりと受け入れている。
パッカリング
パッカリングの出方は普通かな。
激しくもないし、のっぺりしているわけでもない。
ここは同じジーンズを穿いていたとしても人によって洗い方で大きく変わると思う。
コインポケット
ピンボケになってしまった。
よく「コインポケットの裏にセルビッジが」みたいなディテールがあるけど、これもそうだったなと久々に気付いた。
だって絶対に見ない箇所だし。なんか意味あんのかなここにセルビッジって。
昔の501がそういう構造だったのを踏襲しているのか、それともなんとなく耳があったほうが嬉しいだろ的なふわっとしたやつなのか。
調べるのが面倒なので、「コインポケットにもセルビッジが使われていた」というのを思い出したところでとどめる。
全体像
これだけ夕方で色味がよく分からない。
かつシャツで腰回りが隠れてほとんど意味のない写真になってしまったが記録として置いておく。
まとめ
穿き始めた時「なにこれ最高」みたいな感情は抱かなかったが、その後も起伏はあまりなく、結果的には飽きていない。
大恋愛の末に急転直下の破局というケースではなく、今回はなあなあで付き合いだしてなあなあで長続きしているようなやつ。
これはこれでいいのかもしれない。
愛着も当然あるし、やっぱりコーンデニムという点がデカい。
まだまだ穿こうと思っている。
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