Supreme キャンプキャップについて
これは14AWのもので、当時はオーソドックスなベースボールキャップの方が好きだったため、購入したもののほとんど被っていなかった。
が、最近は被りの深いベースボールキャップよりライトなキャンプキャップの雰囲気が気に入っていて、よく被っている。
Supremeのキャンプキャップ
キャンプキャップとは
古くはアメリカの、バイク便などの配達で走り回っていたメッセンジャーに使われていたのが、ジェットキャップの由来です。キャンプで使われることからキャンプキャップとも、5つのパネルでできているのでファイブパネルとの呼び方も。
素材
このキャップをよく見ると、実はウール素材。
薄手のヘリンボーンに織られている。
ウールだと夏暑いのでは?
という気もするのだが、実はウールが中に空気の層を作ってくれて、これが断熱層の役目を果たすそうだ。
またウールは熱伝導率が低く、水分はゆっくり吸収し放出するため、非常に帽子に向いた素材だという。
この辺は「ウール 夏」なんてググって出てきた情報で、被っていて分かるかというとはっきりは分からない。
ただとりあえずウールの印象に反し暑くはないし、快適に使える。
毛足の短い生地だから、(見た目にも質量的にも)軽い。
使用感
先述の通り、ベースボールキャップとの大きな差異は被りの浅さ。
ニューエラの9FIFTYや59FIFTYのようなサイズ感だとちょっと重たく感じる時なんかにちょうどいい。
つばを曲げるか曲げないかという点は、自分に似合うようにしたらいいと思う。どっちが正解とかないから。
ぼくは曲げない方がしっくりくるので曲げないでいる。
Supremeのロゴアイテムを使う理由
一番面白かったのはシュプリームがロロ・ピアーナのスーパーファインウールを使っている、という点に尽きる。
が、シュプリームのロゴアイテムは、常に使用者に「Why Supreme?」と問うものだとも思っている。
こんなエントリもあるしね。
なのでぼくがこれを被る理由を考えてみる。
ぼくは「あえてダサい格好を狙ってしているのかファッションに無頓着なのかよくわからない人」を見た際、大体靴を見てどっちなのかジャッジをしている。
それに近い感じで、あー今日適当な格好しているな、という時(まあ大体適当なのかもしれないけれど)、シュプリームのロゴがその靴の役目を果たして、「適当っぽいけど服に無頓着なわけではない人」に格上げしてくれるのではないかと思っている。
要するに楽をさせてくれる。
そして、単純にシュプリームのボックスロゴはデザインとして完成している。
まとめ
Tシャツ、ジーンズ、スニーカーの朴訥な料理に対する七味みたいなものである。
帽子の類は自分の中で定期的に飽きたり気に入ったりの起伏があって、今はレトロなものの方がよく見える時期なのだろう。
Columbiaのシャツともいい感じ。