Dr. Martens 1461 3ホールシューズについて

DR.MARTENSの3ホール

思考停止と言ってしまえばそれまでだけれど、定番が好きな気持ちはやっぱりある。
ジーンズならリーバイス。ギターならフェンダーギブソン

ドクターマーチンもそんな位置づけ。
イギリスのワーキングクラスから極東のシティライフまでオーガナイズ。

ぼくとDr. Martensについて

高校生の頃に買ったドクターマーチンの10ホールを26歳になった今も履いている。
という記事を2015年に書いたものが以下。でも、昔の記事は恥ずかしいし写真のクオリティも最悪なので別に読まなくていい

なぜドクターマーチンを履くのか?
ってもう考えるまでもないっていうか、考えてすらないというか。

iPhoneユーザーがiPhoneを買い続けるのと同じ感じ。
20年近く前に始まった「とりあえずこれ買ってみるか」の道の上をずっと歩いている。

今でこそ身につけるものを選ぶときに納得のいく理由を探したりするけれど、ドクターマーチンに関してはティーンの感覚でものを選んだ後から色々な理由がついてきている。

バンドマンの先輩が、フレッドペリーのトラックトップにポークパイハットみたいなコテコテの格好をよくしていた。
ライブの衣装ってすぐ傷むから、安く済ませるために足元はドクターマーチン風のパチモン3ホール
本家(持ってるけどめったなことでは履かない)とチェリーレッドの色味の違いやらを比較して、クオリティの高いパチモンを吟味してたりとか。

そういう断片的な記憶が後追いでたくさんついてきた。
ドクターマーチンは楽しい。

Dr. Martens 1461の概要

1461品番を冠した3ホールはたくさんある。
その中でも定番なのが黒ないしチェリーレッドのレザーでソール周りに黄色いステッチっていう誰もが見たことのあるあれ。

今確認してみたところ、通常ラインのモデルは現在バングラディッシュ、中国、ラオス、タイ、ベトナムで製造されている。
ぼくの3ホールはラオスだった。

イングランド製のモデルではチェリーレッドが存在せず、オックスブラッドというカラーが定番としてある。
比較しているブログがあったので紹介させていただく。

ぼくはオックスブラッドよりも俄然チェリーレッドの方が好きである。

ライニング

ドクターマーチンのツイードの足入れ部
ぼくの所有している3ホールは2年くらい前に買ったもので、ライニングがツイードになっている。
イギリスっぽくていいじゃんと思い直営店で買ったが、あとから調べてみてもこのモデルの情報が全然なくて(当時のオンラインショップにも載っていなかった)、かなりマイナーなものだと思われる。そこもいい。

レザー

Dr.Martens 1461 3H
アッパーのレザーも定番3ホールとちょっと違うと思われる。
レザーの種類というか品質というかは購入時期とか生産国によって変わるだろうから、あくまで「思われる」ね。

ドクターマーチン通常ラインのレザーって、表面がコーティングしてあって手触りがすべすべしたガラスレザーみたいになっているのだが、これはもっとザラっとした感じのレザー。
厚塗りされたレザーはチープだが頑丈でいいし、これはこれでちゃんと革の質感を感じられていい。

DR.MARTENSのチェリーレッド

ドクターマーチンの3ホールチェリーレッド

Dr. Martensの3ホール

それなりにガシガシ履いているので細かい傷や履き皺がある。
ドクターマーチンはボロければボロいほど格好いいという説がある。
にしてはまだまだ綺麗。

メンテナンス

ドクターマーチンとコロニルシュプリームクリーム
メンテはコロニルのシュプリーム
ドクターマーチンは手入れしながら大事に履いてもいいし、超絶適当に履いてもいい。
何でも受け入れてくれる度量がある。

着用例

リーバイス606とドクターマーチン3ホール
LVC1965-606と合わせた図。
チェリーレッドと赤い靴下は合わない。
この合わせ方はやめたほうがいいが、3ホールは格好いい。

まとめ

たびたび言っているが、愛用するものって身の丈に合っている感覚や気を遣わない距離感が大事で、ドクターマーチンはぼくにとってそれがすごくちょうどいい。
ロックなマインドも乗っかってくるけど、正直現代ドクターマーチンを履いている人のほとんどはロックをルーツにはしてないだろうな。まあ、それはそれでいい。

カチカチなレザーがしっとり馴染んできて、頼もしい相棒である。