なんとなくマンネリ化してきたので洗った。
洗っても洗わなくてもどっちでもよかった。
むしゃくしゃしてやった。などと供述している。
前回のエントリ
着用状況
前回までで概算934時間の着用。
その後週4くらいで穿き、ひと月。1日の着用時間を12時間としてみる。
12時間×4日×4週=192時間。都合1126時間。
洗濯のタイミングは十人十色だが、ぼくの感覚だともう充分。
洗濯前の写真
購入時は水を通していないリジッド。
当然パッカリング等も出ておらず、洗った後どんな風合いになるのか予想が出来なかった。
状態は、リジッドのまま穿きこみ、大雨に打たれるようなこともなし。
印象は割とシャープというかソリッドというか。ヴィンテージ感のあるぼこぼこした生地ではなく、モダンでフラット気味な生地だと感じていた。
洗濯方法
35度くらいのぬるま湯で、押し洗いというほど丁寧でもなく、洗濯機で回すほど雑ではなく、手洗い。
洗剤はふつうの液体洗剤。デニム用洗剤みたいなもの、一度も使ったことがない。
例によって初洗い特有な青緑色の汚れとインディゴが混ざり合った水。
そういえば、大体洗濯機で洗ってるからこういうのを見るのは久々。
次回からもう手洗いしないと思うけれど、なんとなく初回だから優しくしてやろうという気分だったのかも。
洗濯後の写真
モダンでフラット気味な生地という印象が、水を通したらずいぶん変わった。
相当でこぼこしてきた。
それに、洗いあがりがこんなにしわしわなのは初めてだ。
干す時にしわを伸ばす作業が雑だったのも否定できないが。
それでもジーンズを穿きこむ作業は昨日今日始めたわけではないし、不慣れなことをしているわけじゃあない。
たぶん、そういう生地なのだ。水通しでがらっとキャラクターが変わるっていう。
フロント
洗う前から思っていたけれど、細身なシルエットをそれなりの時間穿いた割にアタリがそれほど強く出ていない。
ヒゲが出来ているのは確認できるが、はっきりしない。
光の加減でわかるくらいのもの。
でも、経験則として、急にコントラストが目視でわかるくらい出てくるタイミングがそのうちくることを知っている。
ハチノス
ここが一番はっきり色落ちしている。
やっぱりしわしわ。
裾
チェーンステッチのうねりが出てきた。ロールアップの跡はあまりない。
セルビッジの彩度はやっぱり低い。
褪色してピンク色っぽくなるといいなと思う。
革パッチ
革パッチも水を通したらしわしわになった。
洗濯前は頻繁に「この革パッチはあんまりよくない」と言っていたが、洗濯後の風合いはわりにいい感じ。
着用イメージ
洗濯したら購入当時のようなぴったり感がもどってきた。
でもしばらくしたらすぐにまた緩んでくる。以下くりかえし。
タイトなジーンズの場合、大体は縮みより伸びの方が大きい。
色落ちは引きじゃよくわからない。
雑感
どんな色落ちをこれからしていくのか、あまり読めない。
色落ちは遅く感じる。染めが濃いのか?
でもその割には購入間もないときの色移りが少なかった。
生地はどこ製のものなのか公開されていない。
縫製はアメリカだけれど。
フラットな生地だと思っていたら急に粗野な雰囲気を出してくるし、ぼくはもうお前が分からないよ。
分からない部分が残されているから楽しめる。
ぼくは映画も小説もあらすじを読まずに体験したいタイプなのだ。
まとめ
今後どんなスパンで洗うとか洗わないとか、全然考えていない。
なりゆきで。
とりあえず、ワンウォッシュ状態の雰囲気は結構いい。
この「結構いい感じ」をその都度その都度維持していきたい。
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