土屋鞄製造所 ブライドル 二折財布 10ヶ月経過
キャッシュレスに加えカードレス、キーレス、あれもこれも形を持たなくなっていく。
今でさえ正直財布を持っていなくても困ることはほとんどないけれど、無駄に思えることにこそ哲学とか信念とかが宿っている、みたいなもっともらしい言葉で納得しておく。
前回のエントリ
写真各種
使い始めて10ヶ月経過したので、クリームを塗ってみた。
使用したのはコロニルのシュプリームクリーム。
10ヶ月の間は、ブラシと乾拭きのみでケアしてきた。
写真はクリームを入れ、乾拭きしたあとのものである。
自然光の入る中Pixel 5aで撮影、若干修正をしている。
表の革が黒っぽく見えるものと緑がかっているものと写真によってまちまちだが、実際はダークグリーンなので後者の方が実物に近い。
外側
10ヶ月使用している割に、綺麗だ。
毎度書いている気がするが、財布に触れている時間は一日の中でものすごく少ないし、そもそも持っていない日もある(気づきもしない)。
先日、知り合いが同じ財布を持っていることが発覚した。
彼は黒を5年ほど使用しているのそうだが、もうぼくのとは全く別の質感になっていた。コードバンと言われても分からないくらいの、鏡面のような光沢だった。
「一度傷をつけてしまってからかなり適当に扱っていた」とのことだったが、大体こういうのは適当に扱っている方がいい感じになる。
綺麗な財布、なんて言っているうちはまだまだ。
内側
いつの間にやら傷が入っていた。
前回と比較すると顕著。
その他特筆すべき点なし。
側面
使用していくにつれてだんだん財布自体が小さくなるみたいな話をよく聞く。
革がいろんな圧を受けるうちに角が丸まったり、新品の硬さがなくなりくったりしてくるからだ。
実際5年物の同じ財布を見た時そんな印象を受けた。
しかし、10ヶ月程度では、革はまだ硬い。
左右の閉じも反発を感じる。
まとめ
さすがにもう変な遠慮はない。
4ヶ月のエントリでは手汗などを気にする描写があったが、今は特に気にせず触っている。
いい具合に無頓着になってきた。