Levi's 511 MADE IN THE USA 穿き始め
でも、色々思うことはある。
今後どんな風に穿いていくか、511とはどんなジーンズなのか、などなど。
おろしたてのジーンズと向き合いながら考えたことをつらつらと書いていく。
前回のエントリ
今後の展望
27インチのウエストはかなりタイト、と試着時は感じていた。
A.P.C.では基本的に「フロントボタンが留まるならどれだけきつくても馴染む。穿ける最小サイズを」とデニム選びのアドバイスをしている。
その通り、1日2日穿いたらもう馴染んできている。
ただ、リーバイスが推奨している穿き方は、A.P.C.みたいな「とにかくリジッドから洗わずに馴染ませろ」というものではない。
リジッドには水を通して縮めるべし、つまり真逆の発想なんだな。
しかし、ぼくはA.P.C.的な穿き方をしていくことにした。
目論見としては、秋冬くらいまで洗わない。あるいは今年いっぱい洗わない。
511のシルエット
511のシルエットは結構好みかもしれない、と穿き始めて思った。
と言うか、自分に合っている。
この辺のことは実際穿いて生活してみないと気づかなかったことだ。
ローライズ気味のウエストは、生地のもたつきがないため、自転車に乗る際つまり座った姿勢でも圧迫感が少ない。
脚を持ち上げるのにも一苦労していたA.P.C.プチニュースタンダードとは違って、ストレスフリーな細さだ。
テーパードがあまりかかっていないのもそれを助長している。
501CTのようにベースがゆるめで裾幅は狭くしたシルエットもいいが、ウエストからワタリ幅がタイトな場合裾幅は絞っていない方が動きやすい。
511はまさにそんな感じで、脚に沿うようなシルエットでありつつ、張り付くほどではなく、ゆとりはある。
見た目は細く、動きやすさもスポイルしていない、とてもちょうどいい感じなのである。
自転車乗りやスケーターのような普段着でアクティブさを求める人には是非おすすめしたい。
たたみ皴
リジッドのジーンズを買うといつも気になる部分だ。
カチカチに糊付けされたジーンズ(511はそんなに糊付けは強くなかったが)は購入時たたみ皴がどうしても不可避で、しばらくその癖が抜けないのが毎回気になる。
この折り目に沿って色落ちしてしまうのでは? と思わずにはいられない。
なんだかんだ、ある程度期間を経ると「そういえば消えたな」となるのもいつものことではある。
一応軽くアイロンをかけて軽減はした。
完全には消えていないが、気にならないくらいになっているので、つまり気にならないということだ。
精神衛生上の問題。
後はもう穿くだけ。
ロールアップ
レングスは購入時めちゃくちゃジャストで縮んだら困ると思っていたが、穿き始めると生地が伸び膝が出ることで多少長くなった。
ああこの変化してゆく感じが新品のジーンズだと懐かしく感じる。3年ぶりの新品だからね。
ロールアップは気分で幅を変えながらやっている。
でもどうせそのうちどこかの箇所で癖がついてくる。
「特定の場所にアタリがつかないようにまんべんなくいろんな場所で折ろう」と思っていても、結局はそうなる。
この感じもいつものことで、懐かしい。