それ以来靴のローテーションは、チャックテイラーとドクターマーチン2足の計4足でほとんどやりくりしている。
2種類のチャックテイラーを履き続けての変化や気づきなどをまとめておく。
以前のエントリ
CONVERSE ADDICTとCHUCK 70の比較
タイトルの順と逆になるのでちょっとややこしいかもしれないが、2種類を並べている場合左にコンバースUSAのチャックテイラー(通称CT70、このブログでは以下CHUCK 70)、右にアディクトを置いている。
生成りのコットンレースがCHUCK 70、黒の細紐がアディクト。
以前のエントリからシューレースの交換などはなく、ただただ1年以上履いている。
アディクトは綺麗に履きたい、CHUCK 70は汚れてもいい、みたいな棲み分けをしていた。
とはいえ、チャックテイラーは汚れてからが本領発揮みたいなところもあるので、どちらもそんなに大事に大事に扱ってきたわけではない。
アッパーの劣化
コンバースあるある、指の付け根あたりの屈曲する部分のサイドテープが剥がれてくる現象。
これは2足とも発生しているが、アディクトの方がより顕著か。
インラインのオールスターだと1週間も履いたら剥がれる。
それよりはアディクトの方がしっかり目に接着されてはいる。
CHUCK 70は、日本規格では見たことがないようなダメージの入り方。
羽根が重なる部分など、アッパー自体が削れて破けかけているのと、ソールテープが裂けた。
なぜこういうことが起きるのかはよくわからない。
アメリカの大雑把さが、変なところに負荷のかかる歪みを作っているのかもしれない。
通しているシューレースの種類が違うので単純比較はできないが、CHUCK 70のほうがこすれる箇所が色落ちして白っぽくなっている。
ソールの劣化
これも着用回数のばらつきがあるため比較は難しい。
が、CHUCK 70のほうがアウトソールはすり減っている。
同じ時間だけ履いているにしても、アディクトのソールはビブラムなので妥当ではある。
CHUCK70はテープ幅いっぱいにヒールパッチがついているため(地面に近いため)すぐに削れだすが、当初の予想に反して印字はかなり強固。
ラバー部分全体をてかてかしたコーティングで覆っているからか(まだうっすら残ってはいるが、アルコールで除光液のように擦ると取れるので、序盤におおかた剥いだが)?
アディクトはヒールパッチ自体はやや上についているため削れにくいが、印字はかなり消えてしまった。
雑感
1年前優劣はつけなかった。
今あえて優劣をつけるなら、アディクトの方が好きかな。優劣っていうか、好き嫌いになってるけれども。
いずれにせよ、すごく僅差の話。
ヴィンテージっぽさを優先するならCHUCK 70だし。それぞれの色がある。
総合的に見てアディクトのが好き、かな、ぐらい。
同じスニーカーばっかり履いてて思ったけど、結局消耗品だ。
革靴やらブーツならまだしも、どう頑張ってもいつかは寿命が来るし、たぶんリペアとかするくらいなら新品を買いなおす方がいろいろ都合がいい。
要は劣化は避けられないし、汚れが肯定的に見えやすいコンバースだとしても、破損の類は話は別だってこと。
どんだけ大事なスニーカーもがんがん履いてればがんがん劣化する。
みたいな諸々を飛び越えたところで、格好いいし何にでも合うっていうのが強すぎるんだけどね。チャックテイラー。
まとめ
「俺は白Tシャツはヘインズしか着ない」「というかそもそも白Tシャツしか着ない」
みたいなルールめいたものは、なるべくなくていいと思っている。
恣意的に言えば、自分の枠ができる前の若いうちは自分で枠を作り、枠が作られた後はその枠を壊した方が面白い。
だからチャックテイラーしか履かないとか自分に課すつもりはないんだけど、それでも気づいたら足元にあるのがこいつら。